石原さとみ「待ち時間にタイトルをつけるなら“イジり”(笑)」<Heaven?~ご苦楽レストラン~>
『オーナーまんまだな!』って
――仮名子、伊賀、川合、それぞれのキャラクターについて伺いたいのですが、まず仮名子はどんな人物ですか?
福士「オーナー(仮名子)は、やりたい放題の人です。1人で突っ走っていってしまう。だから、周囲がフォローしようぜとなるので、組織としてはいい形ができているのではないかと思います」
石原「そういう伊賀くんを見ていると、“人って責任感を持つとこんなに成長するんだ!”と感じると思います。スカウトした店ではそうでもなかったのですが、人に指示もできるようになるんだって。第1話は伊賀くんの成長の話ですからね」
志尊「伊賀くんには寛大さをとても感じます。でも、すごくかわいそうだなとも思います」
石原「伊賀くんって、全部を自分の責任にするんですよね。自己責任力が高いというか…。“僕がいけない、オーナーは頼れないって分かってたのに”“僕がいけない、川合くんに指示ができなかったからだ”って、自分を責めるプロ(笑)。だから、成長が早いのかもしれないですね」
福士「聞いていて、だんたんかわいそうになってきました(笑)。演じている時は自分のことなので、そう思ったことはなかったですが…」
石原「そーおー?かわいそうとは1ミリも思わないんだけどなー」
福士「それはオーナーだからですよ(笑)!」
石原「川合くんは…」
福士「何でしょうねー」
志尊「特に何もないみたいです(笑)」
――すでに撮影に入られているせいか、こうしてお話ししているとまるでそれぞれの役とお話をしているような感覚にもなります。それぞれに本当にぴったりの配役ですよね。
石原「原作をしっかりと読み込まれてから、キャスティングをしていただいていますからね」
福士「石原さんは勝村(政信)さんに『オーナーまんまだな!』って言われてましたもんね!」
石原「えー、でも、それはみんなそうでしょ!全員まんまだよ!」