韓国の大ヒットドラマを大森南朋主演でリメークしたドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」(テレビ朝日系)が、7月11日(木)夜9時スタート。
権力に屈することなく、真実と正義を追求する法医学者・柚木貴志(大森)が、不都合な“事実”を隠蔽する権力社会に立ち向かう法医学サスペンスだ。
柚木を取り巻くキャストには、警視庁捜査一課の管理官で柚木の元婚約者・和泉千聖役で松雪泰子、柚木の弟子となる新人解剖医・中園景役で飯豊まりえ、警視庁捜査一課の警部補で千聖の部下・高橋紀理人役で高杉真宙、日本法医学研究院院長で柚木の恩師・兵藤邦昭役で西田敏行、権力に寄り添い、柚木と対立する法医学教授・伊達明義役で仲村トオルらが並ぶ。
今回は高杉にインタビューを実施。役どころや撮影現場の舞台裏を聞いた。
――初の刑事役ということですが、お気持ちを教えてください。
ずっとやってみたかったんですよ! やっぱり刑事は男の憧れだと思います。ちょっと前に撮影した作品で、僕は高校生役だったんですが、大倉孝二さんが刑事役をやっていらっしゃって、めちゃくちゃかっこ良かったんですね。「あー、刑事の役やりたいな」と思っていたところにすぐこのお話をいただいて。今回は渋い、かっこいい役ではないんですけど、うれしいですね。
――準備したことはありますか?
警察の階級とか、警部補はどれくらいの地位なのかなとか調べるのがすごく面白くて、そういうのは結構調べましたね。
――紀理人は一匹おおかみで、かなり生意気だが憎めない新世代刑事という役どころです。約1カ月間の撮影で紀理人と向き合って、どのように役を捉えていますか?
撮影はもう4話まで進んでいるんですけど、監督からは「もうちょっとフランクに」と言われることが多くて。紀理人のフランクさはもともと台本を読んだときから必要だと思っていたのですが、そこは自分の中で大きい壁かなと思っています。あと、紀理人は勘が良くて、一人で走って一人で犯人を見つけることもあって。でも、最終的には捜査自体に関わっていないパターンも多いんです。自分で犯人を捕まえたいなーって思いながらやらせてもらってます(笑)。
――上司の和泉に対して、ずけずけと言う場面もあるそうですね。
紀理人は頭がいいので、基本的に分かっていてずけずけ言うところがあります。僕は分かっていても言葉にしないことの方が多いので、そこは自分とは違いますね。松雪さんに対してそんな態度を取っているのは緊張するところではありますね。
――そんな松雪さんとの現場での関係はいかがですか?
一番一緒にいるのが松雪さんなんですが、松雪さんから話しかけてくださったり、こういうシーンにしたいという話もしてくださるので、紀理人と和泉管理官の関係性はわりとできてきたんじゃないかと思います。1話で2人が居酒屋に行くシーンがあるんですが、そこでぐっと近づいた気がします。そのシーンがあるから、紀理人に生意気なことも言える部分があるのも分かると思いますし、すごく面白いシーンになったと思うので楽しみにしていただきたいです。
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