このお話をいただいた時、正直なんか古いなと思いました。勝てるか勝てないか別として現在ではいろんな手段があると思います。舞台に上がることすらできない時代でもありません。
学校だけじゃなく世の中の理不尽なルールに声を上げようとしている人、上げられない人、疑問すら抱いてなかった人、みんなに見ていただきたいです。とか書いてるうちにこの問題は古い新しいではなく普遍的なんだなと思いました。
「セトウツミ」、大好きで、ちょいちょい読み返してました。そんな此元さんが書く脚本、とても面白いです。 なので、今とてもプレッシャーを感じています。
佐藤勝利さんと高橋海人さんという頼もしい二人なら何とかしてくれると信じています。 僕も割と最低な青春(男子校、モテない、金ない、勉強ばっかり)を過ごしてきました。 あまり良い思い出がないです。今作でもう一度、過去にリベンジするつもりで、とにかく頑張ります。
「野ブタ。をプロデュース」というドラマを作っている時、世の中からいじめがちょっとでもなくなればと思ってましたが、 今でもいじめはなくなりません。この「ブラック校則」でも理不尽な校則や目に見えない圧力みたいなものが、少しでも減ったらと思っていますが、 きっとビクともしないでしょう。
ただ、好きな歌を心の中で歌ったり好きな漫画の一コマを思い出したり、そんな時少し元気が出るように、 創楽(佐藤勝利)と中弥(高橋海人)の二人が笑って泣いてバカやって必死に走り回る姿を思い出したら、 まあなんとかなるか、と思えるような物語になれるように、キャスト・スタッフ全員で頑張ります。 ひとりでも多くの人に見てほしいです。
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