――深田さんと瀬戸さんが約7年ぶりに共演するドラマ「ルパンの娘」。撮影の手応えはいかがですか?
深田恭子「毎日とても濃い収録をしていて、休憩する合間もないくらい面白いです。1カット1カット監督がこだわって、スタッフの皆さんの熱意もすごく感じます。みんなで楽しみながら撮影をしている日々です」
瀬戸康史「僕は…ちょっと悩んでいます(笑)。というのも、監督が求めるものに対してちゃんと応えられているのかなという不安があって。僕にとってはほとんど初の本格的なコメディーですし、今までで一番悩みながらやっているかもしれないです」
――深田さんが演じるのは、代々泥棒一家の娘として生まれるも、それを隠し、普通に生きていくために図書館司書として働く三雲華。役作りはいかがですか?
深田「監督に『好きでしょ?こういう役好きでしょ?』と言われるんですが、何故そう思われたのか分からなくて(笑)。機会があったら伺ってみようと思います(笑)。
実は最初に台本を読ませていただいたとき、これを映像化できるのかな?と思ったんです。でもいざ撮影に入ってみると、スタッフの皆さんが想像を超えるような現場を作ってくださっていて。そこに気持ちよく乗せさせていただいて、華という女性が生まれていく感じですね。
華は代々泥棒一家の娘で、盗みの才能があり、つい血が騒いでしまう“夜の顔”があるんです。そのときは“泥棒スーツ”で扮装するんですが、普段の顔とのギャップを楽しみにしていただきたいです」
瀬戸「泥棒スーツのときの華はだいぶ振り切ってますよね?」
深田「はい(笑)。監督からの提案で、“何でもないシーンもいちいちカッコつけよう!”というのがあって。そこが面白いポイントになってくるんですが、“いちいちカッコつける”ってすごく難しいんです。
この前も『振り返るときに肩を入れて』と言われたんですが、その間に悩みました。いかにも“登場!”みたいになってしまうと『そこの間は少し減らして』と言われるんです。キレはいいけどカッコつけすぎない…というところに気を配っています」
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