我が“犬生”に一片の悔いなし!続編公開前に『僕のワンダフル・ライフ』の可愛すぎる犬たちをモフモフしよう<ザテレビジョンシネマ部>

2019/07/23 07:00 配信

映画

『僕のワンダフル・ライフ』(c) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.


名匠ラッセ・ハルストレム監督が『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(1985)、『HACHI 約束の犬』(2008)に続いて監督した、“泣けるわんこ映画”『僕のワンダフル・ライフ』(2017)。9月に続編『僕のワンダフル・ジャーニー』の公開も控える本作が、この度、WOWOW初放送となる。そこで、大好きな飼い主イーサン(デニス・クエイド)に会うために何度も生まれ変わる忠犬、ベイリー(声:ジョシュ・ギャッド)の人生ならぬ“犬生”に沿って、それぞれのわんこの特徴や魅力について触れてみよう!

心優しい “ボス・ドッグ”! ゴールデン・レトリバーのベイリー


【写真を見る】可愛すぎ! 心優しい “ボス・ドッグ”! ゴールデン・レトリバーのベイリー(c) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.


暑い夏の日に車に閉じ込められているところを、8歳の少年イーサン(ブライス・ガイザー)に助けられ、彼の家で飼われることになったゴールデン・レトリバーの子犬ベイリー。“ボス・ドッグ”という愛称ながら、自分の尻尾を追いかけてぐるぐる回る、イーサンの父親がコレクションしているコインをのみ込んでしまうなど、暴れん坊でいたずらっ子の一面ももつ。一方で、イーサンの恋のキューピッドになり、父親が家出して意気消沈するイーサンを慰めるなど、いざというときは飼い主の強い味方に。

穏やかで人に同調する性格のゴールデン・レトリバーは、子どもにとっては全力ではしゃげる遊び相手になり、大人には歩調を合わせてそっと寄り添うことができる、生涯を共にするのに打ってつけの犬種だ。また、イーサンが投げる空気の抜けたアメフトボールを、ベイリーが彼の背をジャンプしてキャッチする彼らの“フォーメーションごっこ”は、犬を飼ったことがある人なら一度は試してみたくなる連係プレイ。本編でも、お互いの絆を示す重要なキーワードとなる。

勇ましい相棒、ジャーマン・シェパードのエリー


寿命を迎えたベイリーが、イーサンに会いたいあまり生まれ変わったのは、ジャーマン・シェパードのメス犬エリー。持ち前の嗅覚を武器に警察犬となり、さまざまな事件を解決していく。優秀な警察犬として何度も表彰されるエリーは、とにかく凜々しく、頼もしい。相棒である強面な警官、カルロス(ジョン・オーティ)にとって、厚い信頼で結ばれた、パートナーといえる存在だ。

ジャーマン・シェパードは知的で忠誠心と服従心が強いことから、作業犬として活躍することが多い犬種。厳しい訓練をこなし、危険な現場にも迷いなく飛び込んでいく彼らは時に、人よりも強い安心感と心強さを与えてくれるだろう。加えて、ジャーマン・シェパードは洞察力も“犬一倍”! 妻を失ったカルロスの孤独を察したエリーは、彼を癒やそうとお得意の“尻尾追いかけ”を披露し、何度追い払われてもベッドで隣を死守。カルロスの反応はなかなか薄いものの、そんなエリーの切ない片想い姿に、観ている側は胸キュン必至だ。

独りぼっちの女性の理解者、コーギーのティノ


エリーが次に生まれ変わったのは、コーギーのティノ。ペットショップでの運命的な出会いを経て飼い主となるのは、コミュ障の女子大生マヤ(カービー・ハウエル=バプティスト)だ。彼女の唯一の友達となったティノは、お風呂も大学の講義も常に一緒。彼女の食事に付き合ううちに、食べたいものまで当てられるようになり、心身ともに分かり合える仲を築く。

短い手足としっぽ、大きな耳が特徴的なコーギーなだけに“尻尾追いかけ”はできないが、コーギー特有のモフモフなお尻は犬好きなら虜になるはず。家の中に限らず、どこへでも連れて歩くことができる小型犬は、より多くの時間を飼い主と共有し、飼い主の一挙一動を愛くるしい目で観察している。自分以外に心を開かないマヤを心配したティノも、彼女の恋愛面までしっかりサポート。その忠誠心たるや、たとえ身体は小さくても、大型犬に引けを取らない。