ノブコブ徳井、無名アイドルが売れるかは“運次第”「先まで考えてくれる事務所と出会えるか」
――そもそも徳井さんがアイドル好きになったきっかけは何ですか。
2人目の子供が生まれる頃、今から8~9年位前のことになりますが、嫁が出産で里帰りしたんです。僕は嫁と21歳から付き合って、そして結婚したので、一人暮らしの経験がないんですよ。それでそのとき初めて一人になってすごく寂しくなってしまって。
そんな時に、ドランクドラゴンの塚地さんと、はんにゃの金田に爆発直前のももクロ(ももいろクローバーZ)を教えてもらいました。それこそ擦り切れるくらいDVDを観ましたよ。それからですかね。ももクロから始まって、それからエビ中(私立恵比寿中学)やAKB48に興味が出て、それをテレビで語っていくうちにいろいろな情報をいただくようになりました。
――ではアイドルに目覚めたのは最近なんですね!
そうなんです。ももクロからですから、目覚めたのは遅いんですよ。それに元々が“ガチ恋”という感覚がゼロなので、可愛いとか気にしません。だから顔なんかあまり見てないんですよね。
――徳井さんから見て、アイドルになるために生まれてきたと思える存在は?
それは(ももいろクローバーZのリーダー)百田夏菜子だと思います。彼女は太陽から零れ落ちたと思っているんで。
――では、日本経済や社会に影響を与えるようなアイドルは?
僕は、欅坂46の平手友梨奈がビートルズのジョン・レノンに見えるんです。オーラがあって圧倒的なカリスマ性を感じます。今は不満があっても嫌だと言えない人がたくさんいますが、そういう不満を抱えた人たちの反逆の代表のような存在が平手友梨奈なんだと思います。
――ちなみに、徳井さんが子供の頃、好きなアイドルって誰でしたか?
いたかなぁ。ああ、一人いました。華原朋美さんが好きでした。その頃は、今と違って恋愛感情を持って熱心に見ていましたね。真剣に会いたい、付き合いたい、結婚したい、という感情がありました。