広瀬すずがヒロインを務める連続テレビ小説「なつぞら」(毎週月~土朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)の第95回が7月19日に放送された。駆け落ち同然で恋人と上京してきた夕見子(福地桃子)と、夕見子を迎えに来た祖父・泰樹(草刈正雄)のエピソードが視聴者の心を打った。(以下、19日放送分までのネタバレがあります)
第16週「なつよ、恋の季節が来た」(7月15~20日)で描かれたのは、なつ(広瀬)と本当の姉妹同然に育った北海道・柴田家の長女・夕見子のエピソード。北海道大学に進学した夕見子だったが、大学で出会った恋人・高山(須藤蓮)とともに故郷のしがらみを絶ち、新たな場所で幸せになろうと新宿へやってきた。
だが、2人の逃避行は長くは続かなかった。第95回、北海道の家族に駆け落ちがバレたことをきっかけに、2人の幼い恋愛のメッキが剥がれた。
本気で駆け落ちがうまくいくとは思っていなかった、と口にした高山。「大体、夕見は俺のことが好きでないべさ。いつも計算高くて、偉そうで、俺に対する優しさなんてひとつも感じたことなかったからな」。高山の心無い言葉が夕見子を傷つけた。
いじらしく高山を支え、東京で新しい恋愛の形を見つけていこうと頑張っていた夕見子。だが、現実を見ようとしない高山に「あんたは…自由になれないんだね」と見切りをつけ、恋は終わった。
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