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カンニング竹山、吉本・岡本社長の“冗談発言”に苦言「パワハラの根源はそこ」

2019/07/24 12:11

吉本興業・岡本社長の会見について言及したカンニング竹山
吉本興業・岡本社長の会見について言及したカンニング竹山 (C)AbemaTV

カンニング竹山が、7月22日放送のニュース番組「AbemaPrime」(毎週月~金曜夜9:00-11:00、AbemaNewsチャンネル)で吉本興業・岡本昭彦社長の会見について言及した。

「僕は吉本さん所属ではないので、他人の事務所のことを言うのはいろいろルール違反だと思うのですけれど。というか、あまりつっこむべきことではないなと思うんです」と前置きした上で、「企業として客観的に見たときに、非常に危険な会見をしたというか。『ちょっとまずいぞ、これは』と思った」と危機感を覚えたことを明かした。

宮迫博之と田村亮が謝罪会見で明かした岡本社長による「テープ録ってんちゃうの?」など“パワハラ”とも受け取られる発言に対して、岡本社長が「場を和ませようと思った」と釈明したことについては、「パワハラの根源ってそれなんですよ。こっちはパワハラと思ってなくても、『お前、殺すぞ』とこっちがギャグのつもりで言ったことに対して向こうがびっくりしちゃったらパワハラになっちゃう。そこが今まさに世の中で問題になっているじゃないですか」と苦言を呈した。

本番組の最後には、「僕は一流の芸人でもなんでもないんですけれども、芸能界の仕組みもどんどん変わっていかなければいけない過渡期に入っていると思うんですね。これを見ているかもしれないタレントさん、俳優さん、歌手さん、各プロダクションの方、そして各放送局でバラエティーや報道番組を作っている方も、みんなテレビが好きで入ってきて、いろんな忖度をしながら一生懸命やってきていると思うんですよね。」と自身の考えを話し始める。

「でも皆さん、そろそろ変えていきませんか。我々が変えていかないと、たぶん日本の芸能界は前に進んでいかないと思うんですよ。こういうこと言ったりしたら、昔だったら怒られたり、干されたりする時代もあったのかもしれないけど、『そうじゃないだろう』ってことを、みんなで勇気出して声出して、いろんな人に可能性があるように変えていこうと。日本全国の放送に関わっている人たちで今一度考えませんか。我々はなんのためにこの仕事をやろうと思ったんでしょうか? テレビが好きで、何かを作ることが好きで、我々はこの業界に入ってきたわけじゃないですか。自分の信念を曲げることはおかしいと思うんですよ。だから何をしたくて入ってきたのか、今一度みんなで考えていきたいと思います」と訴えた。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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