7月23日に生放送された「AbemaPrime」(毎週月~金曜夜9:00-11:00、AbemaNewsチャンネル)で、MCのケンドーコバヤシが雨上がり決死隊・宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号・田村亮の謝罪会見を受けて開かれた、吉本興業・岡本昭彦社長による記者会見について言及した。
ケンドーコバヤシは、「岡本さんに関しては、一人で(会見に)出てほしかったという思いはあります。非常に準備のない状態で出向いて、本人も把握していないこともあったでしょうけれど」と、会見で弁護士なども出席したことを残念がった。
また、宮迫らが謝罪会見で明かした、岡本社長による「テープ録ってんちゃうの?」など、“パワハラ”とも受け取られる発言に対して、岡本社長が「場を和ませようと思ったが全然ウケなかった」と釈明したことについて、「本人が冗談のつもりで言ったと言うからには、われわれお笑い界のルールで『スベったやつには容赦なく』というのがあるので。その点に関しては、ガンガンいじらせてもらおうかなと僕個人的には思う」とコメント。
さらに、吉本興業の現在の経営体制が変わらない限り、退社の意向を表明している極楽とんぼ・加藤浩次に関して、ケンドーコバヤシは「正直、加藤さんのことがすごく好き。僕の本音の本音を言うと、『辞める』という言葉を本当は使ってほしくなかった。加藤さんはかっこいいと思える先輩ですし、カリスマ性もある。指導力もある方なので、会社が変わらない限りと言うのならば、旗を振って変えていくような役の一端を担えるような人」と切実なる想いを明かした。
また、この日のスタジオゲストで、「AbemaNewsチャンネル」専属キャスターの辻歩は、岡本社長の会見を現場で取材。
辻は「すごく印象的だったのが、会見が始まる前に司会の方が『それではこれから会見を始めます』と言った後、一瞬シーンとなった時に、会場のバックヤードから『いくぞ、おー』という掛け声が聞こえたんです。その後にすごく神妙な面持ちで弁護士が登場してきた」と舞台裏を明かした。
その会見の雰囲気とは不釣り合いな吉本興業の気合の入れ方に、スタジオは驚きと笑いに包まれた。
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