――まずは率直な感想から教えてください。
林田:めちゃくちゃ楽しかったです!緊張もしましたが。今の世代特有かもしれませんが、「みんなで盛り上げよう!」と、のびのびできたかなと思います。(戦った芸人たちは)普段ライブで一緒になる方ばかりで、負けた方からも決勝で背中を叩いていただいて…。
酒井:“人間の温かみ”を感じた大会でした。もちろん負けたくない思いでバチバチなのですが、ほっこりする場面もあり、みんなに支えられていただいた優勝だと思います。
――優勝する自信はありましたか?
林田:かが屋のウケ方がすごかったので意識せざるをえなかったです。「120%出さないと!」と思ってやっていました。やっていて次第に「いけるぞ」と気持ちが良くなっていきました。
酒井:僕は150%出してしまい、体がこわれてしまいました(笑)。本気出しすぎて…。でもコント中に、こんなに新鮮に楽しくできたのは久しぶりです。やはり、かが屋を意識していましたね、もともとライバル視していたので。
――コントの中で見せた演技力はどう学んだのですか?
酒井:事務所の先輩方のコントを近くで観られるのと、たまに先輩たちからネタについてアドバイスいただいています。
林田:特にお世話になっている先輩は、東京03ですね。営業などもご一緒させていただき、アドバイスいただいたり、近くで見れたりするのが何よりです。
――審査員にテレビ局のクリエーターがいましたが、いかがでしたか?
林田:欲が出過ぎるのをおさえるのに必死でした(笑)。「こんなチャンスあるか!」と、気持ちがややこしくなっちゃうので、前を見られなかったです。
酒井:厳しい目で見られるのかな、と思ったら、皆さんゲラゲラ笑っていて。一本目が終わったときに「刺した」感覚があり、決勝もこの調子でいけたらと思いました。
――目録50万円の使い道は?
林田:半分にする?
酒井:6:4くらいにしたいです、本当は。こっちは母親もいるし。
林田:俺もいるよ!(笑)
酒井:僕、こんな大金握ったことがないんですよ。どう使ったらいいのかわからないんです。
林田:日々1000円ずつしか握っていない生活なので。
酒井:母親に花を、父親にお酒を。自分には原付でも買おうかと。
林田:もうなくなるじゃん!(笑) 僕は、父がまだ(芸人としてやっていくことに)反対していて、間に入っている母に苦労させているので、母親にちょこっと何かできたらな、と。
酒井:寿司は食べたいですね。いつもは牛丼やパンで体を作ってきたので。寿司でおなかいっぱいになりたい。
――カウンターの寿司ですか?
酒井:いや、まだ回転寿司でいいです(笑)。
――次はどんなチャレンジをしたいですか?
林田:ネタをどんどん見ていただく機会を増やしたいです。まだ結成1年経っていなくて、単独ライブをやっていないので。あとテレビにも出たいですね、相方の映え方も見えましたので。
酒井:ネタ番組に出させていただきたいし、コント番組にも出させていただきたい。最終的に「バカ殿」になりたいんです。子供のときから笑わせていただいた。志村さんに会いたい、目に留まりたいと思います!
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