平方元&神咲詩織による“美女と野獣LIVE”!音楽に懸ける思いを明かす【ライブリポート&インタビュー】
前半戦は神咲詩織が次の5曲を披露!
前半戦は、神咲が次の5曲を披露。「真夏の夜の夢」(松任谷由実)、「いつかあの場所で」(オリジナル)、「INOCHIの色」(オリジナル)、映画『アラジン』より「スピーチレス~心の声」(木下晴香)、「レインボーの軌跡」(オリジナル)。
季節に合わせ選曲したという「真夏の夜の夢」では、ドレスの胸元に隠していた花(プルメリア)を客席に投げる演出も。曲終わりには「ひまわりにしようと思ったんですけどね。プルメリアにしたんですよ、今日は」と明かし、「毎回何かをまく」という使命を持っているようで、「自分で買って持ってきました」とコメントし笑いを誘った。
今回初公開となる「いつかあの場所で」は、女優引退作撮影時に、2日間で作ったという。『引退に向けて、女優活動9年間の思いを込めた』という同曲では、神咲がピアノ、平方がギター演奏を行うことに。爽やかなメロディーにのせて繰り返される「飲みたい」「飲まない」と聞こえるフレーズは実はすべて英語詞という仕掛け(Hold on me tight/Not my nightなど)。お酒が好きな神咲だが、食べ物のおいしい土地での撮影時に一滴も飲めなかったらしく、その悲しさも込められているのだろう。
続けて、『つまらない毎日も希望に向かって進んでいけたらいいな』という気持ちが込められた「INOCHIの色」。そして、公開中映画『アラジン』より「スピーチレス~心の声」を披露。透明感のある高音と安定感のある低音を会場に響かせた。『最後は楽しく』と、オリジナルの「レインボーの軌跡」で前半戦を締めくくった。
もともと彼女の歌声には安心感があったが、さらに感情をのせた厚みと広がりが加わり、終始観客を魅了していた。また、引退記念として実施していたクラウドファンディングの一環として、フルアルバムを作ることを発表し観客から期待を込めた拍手が贈られた。
後半戦の平方元は『音楽』をテーマに選んだというオリジナルの4曲、「Baby Blueっす。」「music man」「Song Talk」「Plus 音 Plus」で会場を熱くさせる。この日はレアなギター弾き語りで「music man」「Song Talk」。『五十肩になってツラい』とお茶目に告白するも、そのギター演奏に観客は圧倒されっぱなしだった。
4曲目は再びピアノで、『音楽仲間と一緒にステージで歌いたい』との気持ちで作ったという「Plus 音 Plus」では、観客と一緒に歌う演出を。
最後の5曲目は、神咲のオリジナル曲「闇夜のきらり達」を本人とともに熱唱。神咲を尊敬していてこの曲に対して強い愛があると話す平方からは『なんとか自分が作ったことにしてくれないかな(笑)』といった冗談も飛び出した。
アンコールでは、「夏色」(ゆず)、映画『アラジン』の主題歌である「A Whole New World」の2曲。“美女と野獣”ライブシリーズの中でも名コンビといえる平方と神咲は、息ぴったりのステージで観客を魅了した。
7月30日(火)開催→vol.21 with 原宿バンビーナ
8月20日(火)開催→vol.22 with 希島あいり
8月30日(金)開催→vol.23 with AMATSUKA
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8月26日(月)開催→MilGene Premium Live 11
阿部乃みく、篠宮ゆり、星あめり、琥珀うた出演
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9月25日開催→詳細はこちら
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