“コント職人”大集結! 「キングオブコントツアー2010」東京公演リポート

2011/01/25 20:35 配信

芸能一般

「オロナミンC キングオブコントツアー2010」東京公演に出演メンバー

「オロナミンC キングオブコントツアー2010」東京公演が開催され、トータルテンボス、ピースなどお笑い芸人10組が登場した。

「オロナミンC キングオブコントツアー2010」は、1月16日に行われた仙台公演を皮切りに、全国5都市6公演で行われている。出演メンバーは、「キングオブコント2010」で好成績を残した面々のほか、歴代チャンピオンらも登場する。

MC・永井佑一郎の進行の下、前半は、ジャングルポケット、ジューシーズ、トータルテンボス、カリカ、COWCOWの順に5組が登場。COWCOWは、“ギャグメーカー”多田健二の一発ギャグを軸に構成。深海の新生物を見つけた博士らしき人物に扮(ふん)した山田與志が顕微鏡をのぞくたびに、多田が一発ギャグをするネタを披露した。多田は質の高いギャグを10数発打ち続け、会場を沸かした。また、トータルテンボスの“手が長い転校生”では、途中、大村朋宏が腕を振り回していると、“手”が抜けて吹っ飛んでいくというハプニングも発生した。

前半5組を終え、トークショーを挟み、後半戦がスタート。後半5組はザ・プラン9、野性爆弾、ピース、ラバーガール、バッファロー吾郎の順で登場。ザ・プラン9は、ぶ厚い舞台台本が覚えられず、あらゆる手を使ってカンニングを繰り広げるコントを展開。その後、行われたトークショーで、なだぎ武がコントに使う予定だった小道具の拳銃を忘れ、手で拳銃の形をつくって乗り切っていたことが暴露された。そのほか、「キングオブコント2010」2位のピースは、子供のころからの夢・歌のお兄さんへの夢をあきらめきれない“ヤクザ”の兄貴分と子分が再び夢を目指すというコントを演じた。大トリを務めたのは初代チャンピオン・バッファロー吾郎。某アニメのキャラクターに扮した竹若元博が終始テンションの高い家庭教師を演じ切った。また、彼ららしいマニアックな小ネタを挟み込み、王者らしい完成度の高いコントで会場を盛り上げ、東京公演を締めくくった。

全組のコント終了後には、トークショーのほか出演者のサイン入りTシャツなどが当たる抽選会なども行われた。なお、今後は2月6日(日)の新潟公演、2月25日(金)の名古屋公演、2月26日(土)の大阪公演の3公演が行われる。