飯豊まりえ 女優、バラエティー、モデル…様々な挑戦に「やりたいことがいっぱいあります」

2019/08/10 18:10 配信

ドラマ

「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」出演中の飯豊まりえ

「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」出演中の飯豊まりえ

連続ドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」(毎週木夜9:00-9:54テレビ朝日系)に出演中の飯豊まりえ。この物語は、“法医学”軸に「真の正義とは何か?」を問うサスペンスで、飯豊は主人公の柚木貴志(大森南朋)の弟子となる新人解剖医・中園景を演じている。

難しい役どころへの挑戦となる今回の作品の見どころをはじめ、声優業、モデル業など、振り幅の広い仕事への思いも語ってもらった。

―「サイン―」は法医学(医療もの)と事件解決が合わさったサスペンスということですが。

法医学によって見えてくる真実と、病院内の絶対的権力が戦っているんですけど、その人間関係を見ていると、亡くなっている人より生きている人の方がよっぽど怖いなって思います。私が演じる中園景ちゃんは新人解剖医なので、亡くなって喋れなくなった人たちのサインを読み取るというか、見つける役割なので、すごく演じがいのある役だと感じています。

―飯豊さんから見て“中園景”はどんな人物ですか?

すごく芯の強い女性です。過去に身内がある事件に巻き込まれてしまったんですけど、それをきっかけに“声なき声を聞いて真実を突き止めることがしたい”という意志と目的を持っているんです。だから、先輩である柚木さんからキツイことを言われてもおれなかったりするんですよね。叫んだりするんですよ、景ちゃんは。

―柚木との師弟コンビがどんな感じなのか楽しみです。

柚木さんは景ちゃんに対してかなりキツイことを言います。私自身はセンシティブハートなのでキツイことを言われるのは嫌なんですけど、台本を読んで少し先の関係性や展開を知っているからかもしれないんですが、柚木さんのこと、全然嫌じゃないです。景ちゃんの打たれ強くて天真爛漫な感じが新鮮だなって思いましたし、柚木さんに言い返すセリフを言うのもすごく楽しみにしています(笑)。

―解剖医を演じるにあたって、何か調べたりは?

本物の解剖医の方にお話を聞かせてもらったり、実際に解剖している映像を見せていただいたり、メスの持ち方とかも含めて、一通り勉強させてもらいました。奥が深くて重要な職業だということもわかりました。

―このドラマをどんなふうに観てもらいたいですか?

基本的には1話完結なので、各話の事件の犯人を考えながら見てください。「あれ? 犯人はこの人だったの?」という意外な展開も多いですから。あとは柚木さんと景ちゃんのコンビのやりとり。それと和泉千聖さん(松雪泰子)と高橋紀理人さん(高杉真宙)の警視庁のコンビとの対比も面白いと思います。それと、新人解剖医の中園景の成長物語でもあると思うんです。強い女性になっていくところも見どころかなって。

―解剖医役もチャレンジですが、最近だと2月公開の映画「劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYES」と5月公開の「名探偵ピカチュウ」で声優のお仕事もされていますね。

以前、声優の梶裕貴さんと朗読劇で共演させていただいた時に、声を操ってお芝居される方ってすごく繊細だなって感動して、やっぱり声優さんのお仕事は別世界だと思っていました。でも、続けてチャンスをいただけたので、今後も声優のお仕事ができたらいいなと今は思っています。きっとそれが女優のお仕事にも繋がっていくと思いますから。

―他に情報番組「にじいろジーン」(関西テレビ・フジテレビ系)のレギュラーも。

7月で丸2年になりました。でも、いまだに噛んだりしちゃうんですよ(笑)。毎回いろんなゲストの方にお越しいただいてて、そのゲストさんによって雰囲気が違うんです。盛り上がる時もあれば、しっとりとした時もあって。ライブ感というか、トークはスポーツみたいなところもありますね。この番組に出るようになってから他のバラエティー番組に出やすくなりました。芸人さんが「『にじいろジーン』に出てるもんね」って安心してくださるんです。あと、土曜日の生放送ということで、私の中で一週間は土曜日から始まる感覚になっています(笑)。

―モデルのお仕事も長くされていますが。

そうですね。専属モデルをさせていただいてる雑誌はいくつか変わりましたけど、小さい頃から続けさせてもらっているジャンルです。もともと洋服が好きで、モデルじゃなく裏方とか、例えば編集さんといい企画を作ったりしたいタイプなんです。ありがたいことにモデルとして出させていただいているので頑張りたいなと思っていますが、いずれは自分で洋服をプロデュースして作ってみたいなという気持ちがあります。一気に進めるのは怖いので、何かとコラボして試したりして、少しずつやっていけたらいいなって。

―今後チャレンジしてみたいことは?

その洋服を作るという夢の他に、音楽にもちょっと触れてみたい気持ちがあります。目の動きでDJをされている武藤将胤さんという方がいて、健常者の方と障がい者の方とイベントを一緒にされているので、そういうイベントに出させてもらえたらうれしいです。他にもやりたいことはいっぱいありますよ。海外の友達がたくさんいるんですけど、今は翻訳ソフトを頼りにしているので、英会話をちゃんと勉強したいと思っています。まだ英会話の本を買ったところですけど(笑)。

―やってみたいことがたくさんありますね。

はい。これも仕事とは全く関係ありませんが、祖母にビデオデッキを買ってあげたいです。いつも私が出る番組を楽しみにしてくれてるんですけど、ビデオデッキを持ってないのでリアルタイムで観てくれてるんですよ。夜中の番組も頑張って起きて観てくれてるので早く買ってあげたいと思っています!

取材・文=田中隆信

「サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―」
毎週木曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送

脚本=羽原大介、香坂隆史
エグゼクティブプロデューサー=内山聖子
プロデューサー=飯田爽、下山潤
演出=七高剛、山本大輔
出演=大森南朋、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、仲村トオル 他