「いだてん」でドラマ初出演!“水泳女子”佐々木ありさ『河童軍団の盛り上がりがすごいです』
放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に、新人女優の佐々木ありさが出演している。
宮藤官九郎脚本で、日本とオリンピックの歴史を描く本作では、水泳をこよなく愛する新聞記者・田畑政治(阿部サダヲ)を主人公とした第2部を放送中。
佐々木が演じているのは、前畑秀子(上白石萌歌)、松澤初穂(木竜麻生)らと共に、日本代表としてロサンゼルスオリンピックに出場する水泳選手・小島一枝だ。
今作で初の大河ドラマ出演を果たした佐々木にインタビューを行い、出演の感想や現場の雰囲気、そして今後やってみたいことなどを聞いた。
初めてのドラマ出演なので不安な気持ちもありました
――まずは大河ドラマの出演が決まった時の感想を教えてください。
最初は信じられなくて、びっくりして本当に震えてしまいました。うれしかったですし、幸せな気持ちでしたが、初めてのドラマ出演なので不安な気持ちもありました。
父と母に報告したら、すごく喜んでくれて、ケーキを買ってきてくれました!
――ご自身が出演される前の、第1部「金栗四三篇」はどんな印象でしたか?
金栗(中村勘九郎)さんの人間らしさが好きで、マラソンにかける思いに何度も何度も感動していました。
落語とオリンピックが絡んでいくという演出にも「こういう大河があるんだ!」っていう衝撃がありましたし、面白いなって思って見てました。
関東大震災のシーンでは、重い題材で大事な部分を伝えながら、笑いの要素も入っていて、視聴者として笑ったり泣いたり…忙しい(笑)。
――オーディションで今回出演が決まったそうですが、どんな審査があったんでしょうか。
第一次審査では実際の台本を読んで演技をして、第二次審査ではプールで50m泳ぎました。
「オリンピックで優勝したように泳いでください」って言われて(笑)。えぇ~って思ったんですけど、もうがむしゃらに泳ぎました。
緊張しましたが、できることはやれたと思っています。
結果を聞いたのは大河が始まった後で、「完全に落ちた」と思ってたんですよ。だから、すごくびっくりして、夢みたいでした。
――水泳はもともと得意だったんですよね。
水泳はもともと小学2年生ぐらいからやっていて、好きです。
今回の撮影に向けて、個人練習でプールに行ったり、NHKさんが用意してくださったプールでコーチと一緒に練習しました。
でも、飛び込みの仕方や泳ぎ方が今とは違うので、映像資料を見たりして勉強したり。
飛び込みが特に難しくて、“スッ”と水に入るのではなく“シュッバーン”って感じなんです(笑)。
泳ぎも今より全体的にバシャバシャして水しぶきをあげる感じで、難しかったですね。