天才法医学者・柚木(大森南朋)が解剖医を目指した理由が明らかに<サイン>
第4話STORY
過去に「慶徳小笠原病院」で起きた医療ミス事件で、「日本法医学研究院」が解剖結果を捏造(ねつぞう)した。そんな不穏かつ執拗(しつよう)な書き込みが「日本法医学研究院」のホームページで見つかり、うろたえた院長・伊達明義(仲村トオル)は前院長・兵藤邦昭(西田敏行)に連絡。報告を受けた兵藤も動揺を隠せずにいた。
そんな中、2人の男性がほぼ同じ時刻に別々の場所で、突然倒れて死亡するという奇妙な出来事が。
警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)と刑事・高橋紀理人(高杉真宙)は正確な死因を突き止めるため、「日本法医学研究院」へ。
柚木貴志(大森南朋)と中園景(飯豊まりえ)は、早速、遺体を解剖するが、特に異常は認められず、心不全としか診断できない状態だと分かる。
その状況下で千聖らがなぜ事件性を疑うのか、不審がる柚木だったが、死んだ2人の職業と勤務先を聞いた途端、柚木は顔色を変える。2人は医師で、共に勤務先が今は亡き柚木の父親も勤めていた「慶徳小笠原病院」であることが発覚。
さらに、死んだ医師らと親しくしていた元看護師が、1週間以上前から失踪していることが判明する。
一方、柚木の元には「やすもとしょうこ」と名乗る人物から、ネットの書き込みと同じように「日本法医学研究院」の解剖結果捏造を暴露する封書が届く。
次々と起こる想定外の事態、なかなか見えてこない真実を追う途中、柚木を奈落の底へと突き落とす“あってはならない出来事”が起こってしまう。