私にとって初めての時代劇で、衣装やヘアメーク、セリフの言い回しなどすべてが新鮮でした。
静は幕末の時代を生きるお姫様。身分は高いのですが、人を見下すようなまねはしない、強くて自分に自信があるそんな役でした。
反面、藩邸の外の世界を知らない子どものような部分もある静。寛一郎さん演じる忍者の竜にさらわれたことによって、内に秘めていたものが解放されて自分自身と向き合っていくことになるのですが…。
私はとにかく、気品のある姫と、外の世界を知らない少し幼い姫の、二面性を演じられるように心掛けました。
寛一郎さん演じる竜はとてもクールなのですが、どこかだらしがなく未完成なところが私はすごく好きで、そんな竜に女性である静がビシバシときつく当たっていくシーンはなんだかおかしくて、私自身、本当に楽しく演じさせていただきました。
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