9月1日(日)スタートの「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系)に出演するスーツアクターがバトンタッチ。「仮面ライダーゼロワン」をもって、多くの平成仮面ライダーシリーズに出演してきた高岩成二から縄田雄哉へバトンが受け渡される。高岩は平成仮面ライダー全20作品のうち18作で主演を演じ、名実ともに「ミスター平成仮面ライダー」と呼ばれるスーツアクター。主演の座は高岩から縄田に託され、縄田が令和初となる仮面ライダーゼロワンを演じる。
――高岩さん、この20年を振り返っていかがですか?
高岩:僕はずっと「スーパー戦隊シリーズ」のレッドを担当していて「仮面ライダーアギト」(2001~2002年)からライダーに移ったのですが、実はずっとスーパー戦隊をやりたかったんです。だから、仮面ライダーをやる時は、渋々という感じでして(笑)。
縄田:えーっ!?そうだったんですか!
高岩:だから撮影に入った時もテンションが上がらなかったんですが(笑)、ある時、他の仮面ライダー役のスーツアクターと話しているときに突然プチッとスイッチが入って、絶対に「仮面ライダークウガ」(2000~2001年)を超えてやろう!視聴率も上げてやる!と。そこから始まりました。「仮面ライダージオウ」(2018~2019年)では20人のライダーがズラリと並ぶんですが、それを現場で見ていると、自分で言うのもなんですが圧巻ですよね。すごいなぁ、よくやってきたなぁ、と言うのが正直な思いです。ライダーを始めたきっかけはアレですけど(笑)。
――縄田さんはいよいよ「仮面ライダーゼロワン」が始まりますが?
縄田:僕は「仮面ライダーエグゼイド」(2016~2017年)でゲンムをやらせていただいたのですが、半年間だったので。1年間やりたいと思っていたら、いきなりゲイツという2号ライダーだったんです。なので、今回、ゼロワン主役のオファーを頂いた時は驚きしかなかったですね。
これまでドラマや映画などいろいろな現場を経験してきましたが、いつかは主役をやりたいと思っていたので決まった時は単純にうれしかったです。
でも、そのあとは不安が襲いかかってきましたね(笑)。今の自分のスキルで大丈夫だろうか、高岩さんの姿を見ていても表現の幅に差があると感じていたので。喜びと不安が入り混じった気持ちになりました。
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