前夜、そこらのサウナよりサウナ感強い現場と化していた渋谷Star lounge。
しかし、女子限定イベントだけあって、同じ場所なの?と思わず看板を二度見するくらい、空調もバッチリ効いており、心なしか涼しげな空気すら感じるほど。
完全アウェーで、どうあがいても隠し切れない異質な存在感を放っていたわれわれが場違い感に苛まれていると、いつもの入場音からメンバーが登場。
高嶋菜七が開口一番「GIRLS PARTYへようこそ、今日は女の子だけで楽しもうね~♪」とあいさつし、1曲目はその高嶋が前夜に1人でも歌ったキュートな曲「Kiss x Bang Bang!」だ。
GIRLS PARTYだからかわいい系が多いのかな、とは思ったが、それ以上にWILLSELECTIONの上品な服を着ながら歌い踊る6人の姿に、ここは天国だったのか?と錯覚したのは言うまでもない。
そんなことを考えていると、脇あかりの女子力高めな歌い出しから、ステージ上でイチャイチャするメンバーたち。
衣装に合わせるべくヘアアレンジもガーリーだし、もう目の保養が大渋滞。目薬をさしても治らないかすみ目が治るどころか、この数分で視力すら上がったんじゃないかってほど目に栄養が飛び込んできた。
ちょっと何言ってるか分からないが、2曲目もかわいらしいポップなイントロが流れ「現状打破でLove you」。
歌い出しの上西星来、あの衣装であれをやられたらどんだけ難攻不落な城でも簡単に落ちるくらい、瞬間でひっとめぼれだ。
そういえば女子限定だとコールはどうなるのかな、と勝手に心配していたら、ちゃんと「せいらー!」という黄色い声援が飛んでいて、さすがTPDファミリーだなと一安心。
と、安心していた矢先、某浜崎香帆氏が珍しく歌詞を“夏休み”してしまった模様で、「あっ!」と悪戯が見つかった少年のような表情で横にハケていくのが、何ともLovelyだった。
このままかわいい路線を突っ走るのか、とステージを注視していたら、続いては「Collection feat.☆Taku Takahashi(m-flo)」。
前夜に18曲くらい1人で熱唱したリーダー・高嶋の喉が心配で、勝手に朝から何も喉が通らなかったのだが、そこはプロフェッショナル。問題なく安定したボーカルを響かせていた。
ふと視線を横に向けると橘二葉はバキバキに踊りたくて仕方ないんだろうな~というのが伝わる腕の回しっぷりを見せているし、音楽劇「トムとジェリー 夢よもう一度」の影響なのか、前回の舞台の経験なのか櫻井紗季の表情がとてもにぎやかで声も通っていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)