3曲を終え、MCタイムへ。高嶋が「ありがとうございます! 本日なんか違いますね(笑)。今日は初めての女子限定ライブでーす!」と盛り上げると、他のメンバーも「イェ~イ!」「新鮮!」と沸く。
続けて高嶋は「出た瞬間からもう…空気が違うのよ!」と興奮気味に語ると、櫻井も「普段消されている声が聞こえるよね」と同調。
「女性限定エリアもあるけど、前列全部女性だと新鮮だよね」と浜崎が感動していると、リーダー・高嶋が、ちょいちょい“ストレートな発言”をポロっとこぼしてしまい、会場が爆笑に包まれる。
脱線から戻り、高嶋が「私たち今回、女の子のためだけにセットリストを考えてきたんですよ」と報告し、脇が「かわいい曲とかさ、こういう曲喜ぶかな~?とか考えたよね」と振り返る。
その流れで、橘が話を振られると「いや~すごい、今日は全体的に女子がすごいですね~」とパンキングな発言で「そりゃそやろ!」と総ツッコミを受け、会場がまたも笑いに包まれる。
それからペンライトの持ち方も男女差があるという話や、ファンがかわいくてニヤニヤしちゃうという話など、ありつつ「Counting the Seconds」へ。
本当に前夜「もう限界ですよ…」って苦笑していた人なの?ってほど完璧な歌声で歌い出す高嶋。感動を通り越してもう尊敬だな。
それにてっきりWILLSELECTIONを身にまとってやや上品にダンスをしていく感じなのかなと思っていたが、そこはいつでも全力のTPD。
普段と何ら変わらないキレキレダンスあり、縦横移動あり、「TRICK U」ではいつものフォーメーションから水を得た魚のように踊る彼女たち。
ソロ・ユニット活動が充実し、メンバーもそれぞれ他のメンバーのイベントを見に来ていたりもしたが、6人でワンマンライブをするのは久々。だからこそ気合の入り方も違ったのか、いつも以上に一つ一つの振りがダイナミックに見えた。
特に浜崎の右手の振りがどんどん速くなっていくのは見ていて思わずうなったし、橘のターンはいつ見てもほれぼれするほど高速で美しい。やはり、 もっともっと6人でのライブが見たい。
それから「SHINY LADY」のイントロが流れると、脇のSHOWROOMの影響か、すっかりエンディングソングのイメージが付いてしまって「もうライブ終わり?」と動揺したのは…私だけか。
高嶋の「日頃の感謝を込めて歌います」から、安定の高嶋・浜崎のソロパート、今回の洋服で踊るのは大変そうだなと思いきや、全然関係ないとばかりに間奏ダンスも全力投球。
「皆さんも一緒に(手を)回してくださ~い」(上西)、「今日はたくさんの思い出作ろうね」(脇)でアウトロを締めると、デビュー曲「BRAND NEW STORY」へ。
ここでも「せいらー!」「菜七ちゃーん!」など、掛け声を決めるファン。「今日は私たちが盛り上げるんだ!」とばかりに、熱い気持ちがステージに向けられているようだった。
それに応えるように、TPDメンバーもよりよいパフォーマンスを見せなきゃ、という気持ちと、レアな空間にはしゃいでいる感じが同居したエモいステージを繰り広げていく。
そしてここでライブはひと段落。「コールしてくれてうれしいよね~」「かわいい」と口々にファンの“黄色い声援”に感謝するメンバーたち。ここでも高嶋がちょっと「言い方!」とツッコミたくなる発言をしていたが、ご本人への忖度で詳細は自粛する。
さておき、イベントは「WILLSELECTION×東京パフォーマンスドール」ということで、メンバーはコラボグッズのTシャツを着て登壇しており、そのTシャツの推しポイントなどの話題をハイテンションで語っていく。
そんな中、脇が「楽しいね~女子会みたいで!」と言うと、「女子会」というワードに浜崎が反応し「昨日さ! この3人(浜崎・脇・橘)で女子会したの!」と語り始める。
「ナンを食べに行って、星来ちゃんのイベントを見に行って、109とかも行ったんだけど、なかなか3人の意見が合わなくて…。二葉はタピオカが好きだから、香帆とあかりが『タピオカ飲む~?』って聞いたら二葉が『要らん!』って。
香帆と二葉が『カフェとか行く?』ってなったら、あかりが『行かん!』って。
あかりと二葉が『サングラス見に行く?』って言ったら香帆が『嫌だ』って(笑)」と、協調性って?というエピソードを披露。
これに対し、橘は「たぶん、6年も一緒にいるから何を言っても大丈夫ってなっちゃって」と弁解し、浜崎も「自分が嫌なことは嫌って言えるよね(笑)」とまとめると、高嶋もこのトークに参戦して「特に脇さんはそうじゃない?」と矛先が脇方面へ。
すかさず浜崎が「しかも(脇は)自分の服を見たいからって置いていくわけ!」と語ると、脇は悪びれもせず「あ、そう! 電話かかってきた~(笑)」と無邪気に振り返っていた。
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