「バモスッ!」。イタリア語で「行こうぜ!」「やるぞ!」と言った意味を持つ宇佐美選手のかけ声が、三浦海岸の「SAMMY BEACH FIELD」に何度も響き渡る。昨年大会で、情報番組「あさチャン!」からの“刺客”石井大裕アナとスポーツコメンテーターの沢松奈生子ペアと対決したことも記憶に新しい宇佐美/大塚ペア。昨年ベスト4の悔しさを晴らすように、今年は初戦から快進撃を見せた。
11日、1位/2位トーナメントに進んだ宇佐美/大塚ペアは準々決勝を「6-1」、準決勝を「6-3」で突破。昨年優勝の山本/中川ペアが準々決勝で敗退する波乱の中、大塚選手の強力なサーブと2人の安定したコンビネーションを武器に、決勝戦では鶴岡大督/色摩直美ペアを「6-4「6-2」の2ゲームストレートで下し、悲願の初優勝を飾った。
試合後のインタビューでは、大塚選手が「決勝戦、最後はどっちが勝ってもおかしくない展開だったんですが、リッキー(宇佐美選手)のプレーに助けられてなんとか最後まで大事なポイントを乗り切ることができました」と語ると、宇佐美選手も「絵梨奈さんのサーブとスマッシュに引っ張られて、ゲームを伸び伸びとできたのが良かった」とそれぞれペアの存在に感謝を。「日本最強ペア、って言っていいんですかね。言っちゃいましょう」と宇佐美選手が照れると、大塚選手は「来年も大会が開催されれば、2人でぜひ2連覇狙います」と意気込んだ。
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