初代メンバーのユニット曲でカラフルなレオタードを着た「九九ダンス」を三上、羽咲、桜、奈良、宮村が歌い、市川から九九問題を出題されるも三上が答えられず、観客の笑いを誘った。バブル時代のディスコを彷彿させる“ボディコン”と“ジュリ扇”を手にイケイケ姿で「ヘラクレス」を熱唱した黒沢、七海、松本。
三人のずり上がったボディコンの裾を市川と桃乃木が下げるといった場面も。最新曲「Class」は、浴衣姿の由愛、藤原、小林、奈良がかわいらしい雰囲気で披露。また、元国民的アイドルグループ出身の三上が、桃乃木、羽咲を引き連れて、かつて所属していたグループの夏らしい曲を歌うなど会場を盛り上げた。
メンバーたちはさまざまな曲や衣装でステージに登場し、そのパフォーマンスで観客を沸かせるだけでなく、「マスカットナイト」(テレビ東京系)や「恵比寿マスカッツ 真夜中のワイドショー」(毎週火曜夜11:00-0:00、AbemaTV内「AbemaSPECIAL2」)などの冠番組で培ってきたバラエティー力を発揮し、観客と一体となって熱いステージを作り上げた。
ライブ本編が終了すると、黒いスーツにサングラス・メガネをかけた桜と奈良が登場。2人が披露したのは、お笑いコンビのオリエンタルラジオが率いる音楽グループ・RADIO FISHによる「PERFECT HUMAN」。“もこもこ星”から来たという桜の斬新なラップと、高身長で手足が長い奈良のキレの良いダンスは会場をさらに熱くした。
アンコールでは、YouTube動画再生回数が70万回を突破し恵比寿マスカッツ第2世代の代表曲となったダンスナンバー「EBISU ANIMAL ANTHEM」を披露。その他、マスカッツの夏ソング「Sexy Beach Honeymoon」や、「Class」とともに配信したばかりの最新曲「Twenty-Nine」でライブを締めくくった。
全公演に出演したリーダーの市川がマスカッツやファンへの想いを語り、さらに秋には新曲を発売、年末には1000人以上を収容できる会場でのライブを開催予定であることが発表されると、大歓声が起こり、東名阪で行われてきた熱いツアーが幕を閉じるとともに今後の新たな展開に期待が寄せられた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)