松岡昌宏主演で人気漫画「死役所」初映像化!「セリフを相当練習しました」
主演・松岡昌宏コメント
――「死役所」主演の話を聞いた時の気持ちをお聞かせください。
原作を読ませていただいて、非常に興味深い作品であったというのと、周りが全員「死役所」を読んでいたというのがあり、「どういう表現をしたら面白くなるかな?」というアイデアが自分の中で何個か浮かびました。
「どのパターンで行こうか?」というのを考えられる楽しみがあるドラマだなと思い、「演者にとってやりがいのあるお仕事なのでぜひ!」という形で受けさせていただきました。
――主人公・シ村の印象をお聞かせください。
亡くなった方特有というのか、血が通っていないという部分が非常にミステリアスです。そこに魅力があるなという。今まで意外と血が通った熱血漢な役が多かったので、ある種新しい境地ではあるのかなと思っています。まあ「女装」という新しいパターンもありましたが(笑)。
主人公・シ村という役を、年齢を重ねた今いただいてよかったなと思います。原作を読み 「今より若い時期にいただいていたら、リアリティーがなかったのでは?」と思いました。40代ぐらいが一番このシ村という役に合っているのかなという気がしています。
――「大江戸捜査網2015」以来のテレビ東京ドラマへの出演ですが、意気込みをお聞かせください。
僕が言うのも変な話ですが「なんか面白い」。新しいジャンルを今一番面白く攻めているなと思っています。「普通できないだろ!」ということを攻めて、いろんなものを作って、ブームを起こしている。元々僕もTOKIOで同じようなことを思って活動してきたので、いいチャンスをいただけて良かったと思っています。
――クランクイン前ということで、これから現場で楽しみにされていることはありますか?
まずはいいチームを作りたい。いつも言っているんですが「現場のチーム感」は作品に出ますから。座長として、演者として緊張感はきちんと持ちながらも、その上で楽しい現場であれば今回もいい作品ができると思います。
どちらかと言うと今回の作品は、少し客観視してやった方がいい作品になるだろうと思うので、変に力を入れることなくやりたいなと思っています。
――メッセージ性の強い作品だと思いますが、視聴者の方に一言お願いします。
「お客様は仏様です」。 僕は原作で軸となるシ村のこのセリフを相当練習しました。もう20パターンぐらいやって、やっと「これでいこう!」という自分の中でしっくりくる言い方を見つけました。
この言葉は、キャッチコピーであり、サブタイトル。漫画の原作タイトルである「死役所」というのが中心にあり、例えばドラマタイトルとして「死役所~お客様は仏様です~」とつくような。それぐらい大事な言葉です。
ぜひ仏の目で見てやってほしいと思います。優しい気持ちでご覧ください。