アニメ、漫画、映画などで人気の「名探偵コナン」の実写スペシャルドラマ第3弾が、読売テレビ・日本テレビ系で4月に放送されることが2月9日、分かった。高校生探偵・工藤新一役を溝端淳平、新一の幼なじみ・毛利蘭役を忽那汐里が演じる。
「名探偵コナン」は、青山剛昌氏原作の人気漫画。謎の組織が開発した秘薬で子供の姿になった高校生探偵・工藤新一が“江戸川コナン”と名乗り、数々の難事件を解決していく。読売テレビ・日本テレビ系では、'96年から同作のアニメ版を放送しており、ことしで放送開始から15周年を迎える。さらに4月16日(土)公開の劇場版が15作目となり、ことしが“アニバーサリーイヤー”となるため、その記念としてスペシャルドラマの放送が決まった。
同スペシャルドラマは、これまでの2作では、新一役を小栗旬、蘭役を黒川智花が務めてきたが、第3作となる今回でキャストを溝端、忽那へと一新する。2人の起用について、プロデューサーの尼子大介氏は「2人とも、イメージがぴったりだったんです。スタッフも満場一致で、この2人に決めました」とコメント。ストーリーは完全オリジナルで、新一がコナンになる100日前という設定。新一と蘭が、謎めいた怪鳥伝説の語り継がれる「十五夜村」で起きる連続殺人事件に挑む。
溝端は、「『名探偵コナン』は、物心がついたころから見ているなじみの深い作品。それを自分がやるのは責任重大というか、コナンを好きな分、プレッシャーを感じましたね」と新一役が決まった当初の心境を明かした。その上で、「でも、やっぱりうれしいです。この世界に入って4年ですけど、自分が昔から見てきたアニメの実写版に出演できるのは、すごくありがたいことだと思います」と喜びを語った。新一を演じるに当たっては、「(原作の)工藤新一らしさをもちろん踏まえながら、自分なりの新一を見つけられればいいなと思っています。自分なりの解釈で、思い切り演じようと思っています」と抱負を語った。
蘭役を演じる忽那は、帰国子女のため、漫画文化に詳しくないというが、「皆さんに愛されている作品の実写版に出演させていただくことは、とてもうれしいです。溝端さんをはじめとするスタッフの皆さんと、いい作品を作っていけたらと思っています」と語った。
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