「いびきの演技も上手」と松丸友紀アナも称賛! 「ラビッツ インベージョン」で林克征アナが声優初挑戦
林克征アナ「人間社会に風刺を効かせた深い回」
今回のエピソードでは、ラビッツが「人知を超えたキャラクター」として登場します。そして、科学の力を信じすぎた人間の「滑稽さ」が面白く描写されています。
外から「檻(おり)の中の自然」を観察しているつもりが、脅威にさらされているのは、実は、われわれ人間なのではないかという疑問を投げ掛け、地球や自然に対する「おごり」を正し、人間社会に対する「風刺」を効かせた深い回です。
今回、初めてアニメの吹き替えに挑戦し、アニメの中で「生きている」キャラクターとその物語に「命を吹き込む」面白さを知りました。
今まで使ったことがなかった技術や表現を体得して、自分を「解放」できた実感があります。一皮むけて、自分の中で一つ大きなステップアップになりました。
今回の吹き替えでは、「吸う」「吐く」の息遣いの違いにも意識を向けて演じているので、ぜひ注目していただければと思います。
「はっ!」とか「んっ!おいしい~!」などのような「息の表現」を、例えばレポートやリアクションなど今後のアナウンサーとしての仕事の中で生かしてみたい、という「新たな課題」と「チャレンジ精神」が自分の中に芽生えました!
松丸友紀アナ「ラビッツの方が一枚も二枚も上手だった」
今回は、初のラビッツの声の他に、林アナ演じる研究者の女性上司役に挑戦しました。
実際、林アナは3つ年下なので、遠慮することなく冷たく言い放ったり、突っ込んだりすることができました!(笑)
林アナだと思って演じているうちに、どんくさい男性研究者がだんだん林アナに見えてきて…(笑)。林アナとは、レギュラー番組で共演していて、こうやって遠慮なくぶつかっていけるのも日頃の信頼関係があるからですね!
吹き替え現場では、林アナがリードしてくれました。林アナが想像以上に役に入り込み、ベースとなる世界観を作ってくれたので、後から吹き替えをした私も、自然と引き込まれた形です。声の表現も「いびき」の演技もうまくて、ライバル心が芽生えてしまったくらい!(笑)
そして今回のエピソードは、いろいろと考えさせられました。
人間は、強い探求心があったからこそ、今の文明があるのだけれど、「知りすぎた」ことで起きる弊害もあるのではないかと感じます。
「進化」も大事だけれど、「欲」に溺れていきがちな現代社会においては、「愛」や「心の豊かさ」など、もっと大事にしなければならないものがある。
ラビッツは、実は人間よりも一枚も二枚も上手なのではないか。壮大なシナリオの下、人間の愚かさを知らせるためにラビッツは地球に侵略してきたのではないかと。
子供だけでなくて、大人にも見てほしい作品です。
毎週木曜夜3:55 ※9月5日(木)は夜3:50
テレビ東京
【HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/rabbids/
◆2019年夏アニメまとめ◆
◆2019年 秋アニメラインアップ!◆