三代目J Soul Brothers ELLY ソロプロジェクト新曲MVは、ある映画の名作から着想
―三代目J Soul Brothersのメンバーからは、どんな反応がありましたか?
「臣(登坂広臣)は、“すごいのができたね”“めっちゃくちゃカッコいい!”って言ってくれました。“Dメロの裏声もELLYが歌ってるの?”って、驚いてましたけど(苦笑)。AKIRAさんや(小林)直己さんからは、“ヤバイのができたね!”って言っていただきました」
―「PINK DIAMOND」のMVでは、シンプルな黒いスーツをクールに着こなしていますね。
「大人になった自分や男のかっこよさ、スマートな感じを、ビジュアル面でも表現したかったので、内側から滲み出てくるものを感じてもらえるように、シンプルな黒のスーツにしました。自分の魅力を生かした曲なので、衣装のイメージも作りやすかったです」
―MVのコンセプト、見どころを教えてください。
「映画の『メン・イン・ブラック』『ゴールデンアイ』『007』の主人公のように、スマートに敵に立ち向かっていくようなイメージや物語性のあるMVにしたくて。中でも僕は映画『Mr.&Mrs. SMITH』の世界観が好きなので、この映画のアクションシーンに着想して、カメラワーク、アクション、表情、雰囲気など、自分が好きなものをMVに詰め込みました。リスペクトしながらも、自分の世界観に落とし込んでディファレンスして作っていくというチャレンジをしました。このMVの最後にメロウなイントロがちょっとだけ流れるんですが、それが次に繋がるヒントになるので、最後までチェックしてほしいです。そのヒントから、次はいったい何をやるの?って、どんどん想像を膨らませてくれたら嬉しいです」
―ところで、CRAZYBOYが掲げていた“NEO TOKYO”というモチーフは、今後のCrazyBoyにも繋がっていくんですか?
「『PINK DIAMOND』のMVを観ていただくとわかると思うんですけど、NEO TOKYOは今でも存在しています。MVはLDHの前にいる現実の自分が、そこからアプリを使って砂漠の中にあるNEO TOKYOの世界にワープし、そこにいる女性を助けにいくというストーリーになっています。NEO TOKYOはCrazyBoyの世界観や未来を作るというコンセプトと繋がっているので、そこはこれからもはずせないですね」