中学生ながらジャズ喫茶に入り浸っていた和田は、ジャズやR&Bの音楽に魅了され、レイ・チャールズのレコードに出合った。歌がうまいと褒められた和田は、心斎橋のジャズ喫茶のステージに立つように。
これをきかっけに、現在の芸能事務所ホリプロ社長の堀威夫氏からスカウトを受けて芸能界入り。電話番などの下積みを経て、1968年に「星空の孤独」でレコードデビューした。
だが当時は芸能界の先輩に嫌がらせを受けたこともしょっちゅうだったという。1970年にリリースした4枚目のシングル「笑って許して」が20万枚以上の大ヒットとなり、NHK紅白歌合戦に初出場、映画初出演を果たした。
1972年に「あの鐘を鳴らすのはあなた」をリリースし、レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。受賞時の映像を見ながら「これ見て、菊だよ」と和田。手には白い菊の花束を持って歌う姿があった。
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