本編映像には、酔っぱらった安吾が太宰に傑作を書くよう檄を飛ばす姿が。「やだね~!女房だの子供だの、壊れて困るもんなんて作家は持っちゃいけねーんだよ」と言いながら、じりじりと太宰に近寄っていく安吾。そして、勢いよく太宰に自身の額をぶつけ、「人は堕ちる。生きてるから堕ちる。なぁ太宰、も~っと堕ちろよ」とささやいたかと思いきや、自分が椅子から落ちてしまう。
同じ時代を、同じ小説家として生きた太宰と安吾。映画「Diner ダイナー」に続いて、蜷川実花監督の作品で俳優として再び共演を果たした小栗と藤原の関係も重なり、深みのあるシーンになっている。
藤原は「実際に太宰と安吾が通っていたバー“ルパン”での撮影はまるでタイムスリップしたようにすごくすてきな空間で、大変貴重な経験をさせていただきました」と、撮影を振り返った。
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