長塚京三、松下由樹、吉行和子が懐かしの共演「深層捜査」シリーズ第3弾が放送
長塚京三コメント
――シリーズ3作目が実現した心境は?
このドラマは“刑事モノ”ではなく、いうなれば“医療モノ”。僕が演じる大嶋は、心理学者として被害に遭った人々の心のケアに当たっています。
ミステリーではありますので事件は起きますが、やはり人間の心を描いたストーリーが面白いのかな。なかなかやりがいのあるドラマだと感じていたので、最新作が実現してとてもうれしかったですね。
――役柄とご自身の共通点は?
僕自身は大人ですから、自分のストレスの“根っこ”については分かっているつもり。でもそれをどう解消していけばよいのかは、なかなか難しい。このシリーズでも、ストレスの原因となる患者のトラウマを大島が探し出すのですが、それ以降は“天は自ら助くる者を助く”といいますか、結局、ヒロインの玲子が自分自身で過去に立ち向かっていくんです。
大島は「頑張れ」という思いを込めて、できる限りのことをする。自分もそういう人間でありたいなと思っているのですが…なかなか自分のことで手いっぱいで…ダメな私です(笑)。
――世界遺産・富岡製糸場をはじめとする群馬ロケの思い出は?
高崎、伊香保、富岡と群馬でロケさせていただきました。地元の皆さんは一様に「おいしいものがないでしょう」と謙遜されるのですが、群馬の食べ物っておいしい!毎日おいしくいただきました。
富岡製糸場も撮影にとても協力的でありたがく、その景観が作品に大いなる“意味”をもたらしてくれました。
――視聴者へメッセージをお願いします。
自分自身のストレスの原因となっているもの、自らを生きづらくしているもの…。それらに負けてはいけない。強く生きてほしい…。そういう応援歌のようなドラマですので、多くの皆さんにご覧いただきたいですね。
9月8日(日)夜9:00-11:05
テレビ朝日系で放送