――では、準決勝出場者の中で気になる存在は?
辻井:やっぱりね、ずっとユニットを組んできたメンバーがいるんですよ。やさしいズ、ななまがりさん、サンシャイン、うるとらブギーズと僕ら。
あと、もうひとり男性ブランコっていたんですけど。男性ブランコだけは今回来られなかったですが、それ以外のみんなは準決勝まで来てるんで。やっぱここをなんとか、倒したいというのもありますし。
――逆に、みんなで決勝にいけたら…。
辻井:最高っすよそんなの。そんな最高なことないっすよ。あとは…注目のかが屋ですね。最近一緒に合同単独ライブみたいなのをやらさせてもらったんですけど、すっごいおもしろかったんで、強敵やなぁと思いますね。
ナポリ:うん。やっぱ仲間のメンバーとは一緒にあがっていきたいなっていうのもありますけど、ライバルといったらやっぱ、かが屋になっていくんじゃないですかね。
やっぱりね、ここで「かが屋」って言っとかんと。かが屋をプレッシャーで、押しつぶしておこうかなという(笑)。かが屋とはようしゃべるんですけど、「みんな僕らのこと上げすぎです、そんなことはないんです」ってずっと言うてるんですよ。
“注目注目”って言われてるんですけど、本人たちはホンマに「そんな言わんといてください」って。舞台裏でも優しい奴らです。
辻井:えぇ奴らなんです。ホンマに。まじでおもろい。最高っす。
――今回のキングオブコント出場にあたり、親しくしている先輩芸人さんから何か言われたことはありますか?
ナポリ:次長課長の河本さんはコント塾っていうイベントを開いてくれました。
コントをしてくれて、歴代のチャンピオンを呼んでくれたりとかして「ここがこうで、こうしてみたら?」みたいなアドバイスをくれるイベントをやってくれたんですよ。
――その河本さんからは、なんと?
辻井:河本さんには今までずっとネタ見てもらってたんですよ。
それで、昨日ちょうど僕が楽屋挨拶させてもらったときに、河本さんから「どうや辻井。あの俺に見せてくれたネタをああしてこうしていくんか」みたいに言われて…「いやー結局全部違うネタになりました」って言ったら「なんじゃい!」ってなりましたけど(笑)。
まあでも、ずっとどのネタを見ても「お前らもうおもろい」って言うてくれるんで。「今年はマジで決勝行ってくれ!」って言うてくれましたね、昨日改めて、そういえば。