――吉沢さんが渋沢栄一さんに関して興味の持ったエピソードなどはありますか?
吉沢:そうですね。僕もお話をいただく前の最初の印象としてはお札というイメージがあって、それ以外のことはあまり知らなかったんですけど、どんどん調べていくと、印象的なエピソードが人生の中で本当にたくさんあって…。
渋沢さんは色んなことをされている方なんですけど、彼の道徳的な部分、「公益を考えた上での私利でなければならない」みたいな言葉が印象的です。
その人生観が本当に素晴らしいなと思ったので、そういう部分を大切に愛されるキャラクターとしてやっていきたいなと思います。
――大森さんは渋沢さんをどのように描いていきたいとお考えですか?
大森:渋沢さんの奥さまは幼なじみのいとこなんですね。また、最初の方に関わる人物もみんないとこであり、近所の一緒に仲良くしている方で、渋沢さんはその方や奥さまと一緒に明治まで駆け抜けていくんです。
人間をとても愛している方なので、その家族を大事にしている感じですとか、人間愛、そこで生まれる人間同士のおかしみや、「頑張っていこうぜ」という若さならではの勢いを前半は描いていきたいと思っています。
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