7月26日より放送がスタートした山田涼介主演のドラマ「セミオトコ」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)は、羽化したセミが人間の姿となった、セミオ(山田)とさえないアラサー女子・由香(木南晴夏)による7日間だけの奇跡のラブストーリー。岡田惠和のオリジナル脚本で、都心から少し離れた郊外にあるアパート“うつせみ荘”を舞台に、個性豊かな住人たちの物語が展開する。
そんな、“うつせみ荘”の大家の姉妹。すごくせっかちな性格の姉・庄野くぎこを演じる檀ふみと、姉とは正反対でマイペースな性格の妹・ねじこを演じる阿川佐和子にインタビューを実施。
プライベートでも仲の良い二人にこれまでの撮影の振り返りや、ドラマでの共演についてなどを語ってもらった。
檀ふみ「うつせみ荘のみんなは、まるで本当の家族のよう」
――放送も終盤に差し掛かっていますが、これまでの撮影を振り返っていかがですか?
檀ふみ:なんかあっという間ですよね。すごく早かったなと感じます。
阿川佐和子:うつせみ荘の住人がどんどん本当の家族みたいに感じてきております。
檀:本当に。なんだかおうちみたいに感じてきちゃってね。毎回の撮影で皆さんにお会いするのが楽しみなんですよ。現場はもう和気あいあいと言いますか、みんな他の話をしてて騒がしいくらいで。
阿川:まるで修学旅行みたいなの。
檀:スタッフさんの指示を誰も聞いてないから、「本番です」なんて言われても私も、「本番ってどこからだっけ」なんて思っちゃうときがあるんです。
こんなにたくさんでわいわいとやる作品は、私はあまり経験がなかったものですから、本当に楽しい現場です。
阿川:やはり自分たちより若い方がたくさんいらっしゃる現場って、これまではどうしても関心ごとがずれるし、年上だからちょっと遠慮する部分というのもあったんです。
でも、この作品の皆さんは本当に、撮影の合間でも私たちの話を聞いてくださるし、とにかく優しいんですよ。「一緒に楽しみましょう」という雰囲気でいてくれるので、それがすごくうれしい。
バーベキューをするシーンの撮影のときもね、誰も虫を嫌がる方がいなくて、若い子って虫が嫌いなイメージがあったから、ちょっと珍しいチームだなと思いましたね。本当にすがすがしい若い子たちに恵まれました。