小雪、オダギリジョーとの17年ぶり共演に歓喜「新たな発見がありました」<時効警察>
10月11日(金)スタートのオダギリジョー主演ドラマ「時効警察はじめました」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)の第1話ゲストとして、小雪が出演することが分かった。オダギリとは17年ぶりの共演となる。
同ドラマは、時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリ)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件を捜査するシュールな脱力系コメディーミステリー。
小雪が新興宗教の教祖に!
小雪は、第1話の脚本・監督を務めるメイン監督である三木聡とは初タッグ。「『新しい世界観を見たい』という思いがあったので、参加させていただきました」と語る小雪が本作で演じるのは、新興宗教の教祖・神沼美沙子。
“ほぼ同時刻に別の場所で起こった2つの密室殺人事件”という、霧山が調べる時効事件と深い関わりがある女性だ。この時効事件で亡くなった人物のうちの1人は美沙子の母親であり、もう1人は乱れた女性関係から「総武のウタマロ」と呼ばれた男。
母親の元愛人であると同時に、美沙子の夫でもある…というドロドロの人間関係が渦巻く中、小雪が怪しさ全開で物語を振り回していく。
初の役どころに、白紙で現場に…
「『これまで実際に見たことも演じたこともない“教祖様”という存在を、どうしたら具体化できるのかな』という不安も少しあった」と、クランクイン前の本音を打ち明ける小雪だが、その不安も三木監督とのやりとりを通して払拭されたという。
「監督の頭の中には、普通の概念を超えたビジュアル・イメージが強くあるんですよね。だから、いつも白紙で裸のまま現場に行って、その場でつけていただいたお芝居をそのまま楽しんでいました。フレキシビリティーがすごく求められる現場だから、刺激になってよかったです」と、笑顔で撮影を振り返る。