43歳・岩本計介アナ、5895mキリマンジャロ登頂成功で感じたのは「“挑戦”は“やめない”こと」
岩本計介アナのコメント
――登頂の感想は?
僕ひとりではできなかった。キリマンジャロスタッフメンバー、いろんな人の支え、これがなかったら、頂上まで来れなかった。
「挑戦」ってなんだろうと改めて考えると「やめないこと」かなとすごく思います。
一歩一歩踏み出すことしかできないんです。途中見えるゴールがとにかく遠くて、こんなん無理やって何度も思いましたが、やめないこと。しんどい時は休むこと、自分が折れそうな時は誰かに頼ること。頼っても休んでもいいから、やめないこと。これが「挑戦」なのかなと思いました。
――正木さんと離れるときの気持ちは?
僕の方が少しだけ前を歩いていましたが、後ろを振り返る余裕は一切なく、正木さんが遅れ始めていることに気付いていませんでした。
途中で正木さんと話した時も「頭が痛い」とも言われなかったですし、自分は参ってきているけれど、正木さんは元気、正木さんに置いて行かれないように頑張らないと、とずっと思っていました。
それが、呼び止められて正木さんが遅れ始めていることを初めて知って、すごく驚きました。もう自分がいくしかないなと強く思いました。「行けたらいいなあ」から「行かなあかん」に切り替わった瞬間でした。
――メンバーが一人ずつ減っていったが?
「ディレクターがいない」とか「カメラを誰が撮影するんだろう?」とか考えている余裕がなく、とにかく頂上まで行くしかないという思いだけでした。
――この挑戦をして良かったですか?
なかなかこんな経験できないですし、めちゃめちゃ良かったです。また、自分が何を考えて、「おは朝」で何をしたいのか、「おは朝」をどんな番組にしたいのか、ということを改めて考える機会になりました。人気番組にしたい、だけではなく、その先に、「おは朝」を見て、何かスイッチを入れてもらえるような番組にしたい、ニュース、スポーツ、芸能などで、興味のスイッチとか、明るい気持ちのスイッチが入るように。
今回の挑戦は、もう一歩踏み出すスイッチが視聴者の皆さんに入るような時間になればいいなと。「おは朝」出演して5年目の僕にとって、とても大きいことでした。
気象予報士・正木明のコメント
――登頂の感想は?
僕が最年長なので、皆さん以上に頑張らないと足をひっぱることになるので、自分なりにスケジュールを組んで練習してきました。「おは朝」としての山頂(ウフルピーク)に行けなくて、みなさんからの「挑戦」を書き込んだ旗をこの手で掲げられなかったのは、とても悔しいです。
その後、僕なりに最大限頑張ろうということで、もう一つの頂上・ギルマンズポイントまで行けた事は、悔しいけれど、満足かなと思います。
58歳、頑張りましたので、この姿を見て頂いて、同じような年代の方もそうですし、やればできると感じてもらえたら、背中を押す後押しになっていたらと思います。
――岩本アナと離れる瞬間の気持ちは?
悔しさですね。絶対に山頂まで行くつもりでしたので、ただあそこで限界を感じてしまったので、あとは岩本さんに託すという気持ちでした。
毎週月曜~金曜朝6:45-8:00
ABCテレビにて放送