森嶋優花「アニメタイアップ楽曲を担当して、新しいファンの方も増えた」
――2年間の活動を通じて、成長したこと、自信がついたことはありますか?
厚木:ちょっとしたことで申し訳ないんですが、デビューしたばかりの頃は涙腺が本当に弱くて、すぐ泣いてしまっていたんですよ。
林:確かに(笑)。
厚木:それが最近は比較的、ちょっと泣き虫くらいになったかなと思っています(笑)。
あとは、アニメ「プリティーシリーズ」が大好きで、声優として作品に携わるのが夢だったので、その目標がかなったことは自分にとってすごく自信につながることでした。
デビューしたばかりの頃は、人に得意といえることがダンスしかないと思っていて、今は本当に自分を語る上では欠かせないものになってきていて、Run Girls, Run!の楽曲でも振り付けを担当させていただいたりもしました。
ライブ以外だとあまりダンスを披露する場はないんですが、これからももっと自分の魅力の一つとしてダンスを磨いていけたらと思っています。
――メンバーそれぞれが企画したソロでのイベントなどがあると面白いかもしれないですね。
厚木:いつか私たちも、それぞれのソロイベントもやりたいと思っていたので、できたらすごくうれしいです。
林:やりたい!
厚木:もし、そういう機会があったらもっと私の踊りを見てほしいな、なんて思います。
――林さん、森嶋さんはいかがですか?
林:この3人で活動していく中で、ちょっとずつ自分の意見がいえるようになったことですね(笑)。
最初は、3人の中で私が一番年下なこともあって、2人から厳しくされることがあるのかな…なんて思っていたんですよ。
厚木、森嶋:そんなことないよ!(笑)
林:2人は最初から優しかったんですけど、それでもやはり自分の意見を言えなかったんです。でも、最近はライブのミーティングでも「こうした方がいいんじゃない」とか意見が言えるようになったのは成長だと感じています。
あと、成長したと感じるのが“緊張するようになった”ことですね。
今まではそこまで緊張する方ではなかったのですが、アニメの主演も務めさせていただいて、あらためて一つの役を演じる責任感や、ステージでもセンターでライブすると言うことの重大さに気付いたんです。
そこから、表舞台で役を背負って、皆さんに“夢や笑顔を与える使命感”を考えるようになったのですが、でもあまり気負いすぎることもなく、いい緊張感で臨めるようになりました。
昨年は「第13回声優アワード 新人女優賞」という本当に名誉ある賞をいただいたのですが、自分自身、声優としてまだまだだなと感じることが多くて、これからこの賞に恥じないような声優として、成長していければと思います。
森嶋:Run Girls, Run!として、アニメの主題歌を担当させていただいたことが本当にうれしくて、それが2年間の活動の中で印象に残っていることです。
テレビアニメ「ガーリー・エアフォース」(2019年、TOKYO MXほか)の主題歌のリリースイベントをさせていただいたときに、「もともと作品が好き」という方もイベントに来てくださって、新しい方たちと出会えたこともすごくうれしかったです。
――3周年、さらに先に向かっていくために必要だと感じていることはありますか?
森嶋:やはり3人の結束力もそうですし、個々の力ももっと付けていかなければいけないと感じます。それぞれが活躍したうえで、さらに大きなユニットになっていければと思います。
林:そうですね。個々の力が伸びていないと3人集まったときに真価を発揮できないと思いますし、パフォーマンス、演技、個人のスキルを伸ばす3年目にしたいと思います。
厚木:個人個人の力ってすごく大事になっていくと私も思うので、みんなでもっと高みを目指していければと思います。
11月24日(日)、京都FANJIにて開催
「Run Girls, Run!のらんがばん!」
毎週木曜夜0:00-0:30、TOKYO MXほかにて放送中
再放送:毎週日曜夜9:30~10:00 TOKYO MXほかにて放送中