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いとうせいこうが語る自著、精神科との付き合い、みうらじゅん、国境なき医師団のこと

2019/10/04 11:46

「BOOKSTAND.TV」放送200回記念スペシャルゲストはいとうせいこう
「BOOKSTAND.TV」放送200回記念スペシャルゲストはいとうせいこう


カルチャー情報番組「BOOKSTAND.TV」(毎週金曜夜2:30 BS12 トゥエルビ)は、10月4日(金)で放送200回を迎える。「BS×BS」のコーナーでは、200回記念スペシャルゲストとしてクリエイターのいとうせいこうが登場する。

2016年開催の「いとうせいこうフェス」出演にあたり、水道橋博士は「いとうせいこう年表」を作成。この番組のMC・原カントくんもそこに参加し、博士とカントくんは、綿密な取材と文献をひもとくことで本人の覚えていないことまで文字化した。そんな二人と、いとうせいこうが、せいこうの著書を軸に熱のこもったトークを繰り広げる。

まずは、2018年の著書「ラブという薬」の話から。これは、自身のバンドメンバーでもある精神科の主治医・星野概念による診療の様子を対談の形にまとめたもの。

せいこうは「星野くんが素晴らしいのは どうすれば治るかを言わないこと」と、ただ話をすることの重要性を指摘。そして「調子が悪いなら、精神科医に行ってみればいいじゃない、ということを提唱したかった。日本人の場合、ダメでも頑張っちゃう。うつ病だと人に言うことのハードルが高い。精神科も場数を踏んでおいたほうがいいんですよ」と精神科との付き合い方を語っていく。

博士は「せいこうさんには、みうらじゅんという親友が居たこともよかった」と話を広げる。せいこうはみうらじゅんから「親友を持つべきだ。親友はベタベタしなきゃだめ」と求められ、5年くらいはねのけた末に受け入れたことを明かす。

続いて、せいこう著の小説「小説禁止令に賛同する」の話。「小説とはどういうふうに不思議なものなのか、語るところが入っている」と自身で解説する作品は、そんな小説論としての側面を持ちながら、検閲など現在問題化している事象につながる部分もある。

検閲を題材にしたことで、カタカナを使わずに書くという制限を自ら課して書いた作品だが、「いかに外来のものを使って生活しているか、あらためて分かりました」と執筆時の苦労を明かす。

次週10月11日(金)放送の「BS×BS」のゲストもいとうせいこう。著書『「国境なき医師団」を見に行く』、『「国境なき医師団」になろう!』をもとに、「国境なき医師団」を語っていく。

下に続きます
「BOOKSTAND.TV」
毎週金曜夜2:30 BS12 トゥエルビにて放送
10月4日(金)は、水道橋博士、原カントくん、いとうせいこう、宮崎一晴(クジラ夜の街)が出演。

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