松本まりか、月9「シャーロック」で悲劇のヒロイン役に!「最高であり、理想の現場」
松本まりかコメント
――今回の役のオファーが来たときの率直な感想は?
小さい頃から見ていたあの“月9”に出演できるということは、私の中ではすごく特別で。この世界に入ったときの憧れでもありました。しかも初回のゲストで悲劇のヒロインというとても重要な役を務めることができ、幸せです。
私が演じる汀子は、謎解きの中枢を担う責任重大な役。底知れぬ奥深さを持ち、たくさんの表情を見せていかねばならない難しい役なので、ハードルがとても高く、挑戦しがいがあると思いました。
――赤羽汀子という役について。
汀子は良妻賢母で、家事も完璧にこなす妻ではありますが、実は自分の生い立ちにコンプレックスがあって。だからいい夫、いい家を得たのですが。
子供のことを、小さな自分の生き写しのように見ているので、きっと彼女が自分のようにならないようについついしつけには厳しくなってしまうのでしょうね。ラストシーンでは汀子の内に秘められていた部分が見えてくると思います。
――撮影現場はいかがですか?
最高であり、理想の現場だと感じています。ディーン・フジオカさんとのシーンでは“目だけで語る芝居”が印象的で。目線のやりとりだけで本当に楽しいです。
岩田剛典さんは、とにかく優しい方で。何気ない表情がとても繊細で魅力的です。佐々木蔵之介さんは、絶妙な間合いとニュアンスと表情で、さりげなく完璧な演技をしてしまう方で、一緒にお芝居をするたびに刺激を受けています。
他にも山田真歩さんなど魅力的な俳優陣、素晴らしいスタッフ陣と充実した日々を送らせていただいています。また、西谷弘監督の演出は目からウロコで、その演出に挑み続けるのが最高に楽しい。いい緊張感の中、ものすごく集中して役と向き合い、演じる事ができています。
――ディーン・フジオカさんとの共演はいかがでしたか?
存在感のある方ですし、スターだな、と思いました。スタッフの方と打ち合わせをされている姿を目の当たりにして、(ディーンさんが)信頼されているこのチームの中で、このようにいつも作品を作られているんだと、その姿がすごく印象的で。一緒に演じさせていただいて、いい緊張感を味わうことができましたし、まだ共演シーンが続くので楽しみにしています。
――視聴者の方に見どころをお願いします。
一筋縄ではいかない事件の中で、個性的な登場人物がみせる推理と謎解き…。思わず画面にくぎ付けになるような驚きの連続で、ひとときも見逃せないドラマになっています! まばたき禁止です!(笑)
随所にちりばめられている事件の解決へのヒントや手がかりを、皆さんも一緒に見つけ、獅子雄と一緒に推理して楽しんでいただけたらと思います!