シンガーソングライター・大原ゆい子「デビューする前からの夢だった」1stフルアルバム『星に名前をつけるとき』9.25発売!<インタビュー前編>

2019/09/25 22:00 配信

音楽

「あれもこれもやりたいと言っていたら、収録曲数が16曲になっていました」


WEBザテレビジョンの「レモン」を持ちながらの撮影に初挑戦!撮影=源賀津己


――今回のアルバムには16の楽曲が収録されています。1stアルバムとしては、曲数が多い印象がありますが、何か理由があるのでしょうか?

大原ゆい子:アルバムを作るにあたって、“やりたいこと”が、自分の中に何個かあったんです。

例えば、「干物妹!うまるちゃんR」(2017年、TOKYO MXほか)のキャラクターソングで、私が楽曲提供させていただいた「変わらない宝物」(※歌:妹S(シスターズ)[土間うまる(CV:田中あいみ)/海老名菜々(CV:影山灯)/本場切絵(CV:白石晴香)/橘・シルフィンフォード(CV:古川由利奈)])をセルフカバーすること。それから、今まで出したシングルの表題曲は全部収録すること。そして、過去に作っていて発表できていなかった曲を入れること。

あれもこれもやりたいと言っていたら、16曲になっていました。それを受け入れてくれたレコード会社に感謝です(笑)。

今回書き下ろした新曲3曲(※「星が眠るまで踊ろうよ」「からっぽになりたい」「雨宿り」)に関しては、まずメロディーを書いて、それをスタッフの皆さんに聞いてもらって、「じゃあ、これにしようか」みたいな感じで決めていきました。3曲とも本当に、今まで自分が作ったことのないタイプの曲なので、“やっていなかったことをやってみたい”という思いを、割とストレートに出して書かせてもらいました。

【写真を見る】大原ゆい子、ザテレビジョンの「レモン」と一緒に…顔が半分隠れてます(笑)撮影=源賀津己


――「205号室」など、曲によって声質が異なる印象を受けました。大原さんは、この曲をどう歌うかというところまで想定して曲作りをされているんでしょうか?

大原:「205号室」は、デビューする前に作った曲で、ライブではピアノの弾き語りで歌っていたんですが、その頃の歌い方って、今とは全然違うんです。でも自分としては、それがいい振り幅になっているのかなと思っていて。なので、「205号室」はなるべく昔の自分の歌い方に忠実に歌わせていただきました。