富田靖子、マツは「どこか情熱的な部分も秘めている」
――ご自身の役柄についての印象や、役のここに注目してほしいという点はありますか?
マツはどうやら、お嬢さん育ちだったのかなという感じがあります。育ちはよかったのですが、北村一輝さん演じる常治と出会い、恋に落ち、現在に至る……という感じなんです(笑)。
お嬢さん育ちですが、どこか情熱的な部分も秘めているのかなとも思います。基本的には、穏やかでおっとりしているお母さんで、 子どもたちのほうがしっかりしていて、子どもたちに教わっているようなお母さんじゃないかなと思います。
おっとりしていたり、ぼ〜っとしていたりというところもあるのですが、どんなシーンが来ても自由に動けるようにしたくて、イメージをガチガチに固めすぎないように、振り幅を持たせることを心がけています。
――撮影に参加されてみて、現場の印象は
戸田恵梨香さんとの共演は初めてですが……好き!です。一緒にやっていてときめきますし、楽しいです。危ないですね、この発言(笑)。でも、好き(ハート)。
関西のことばで演じるシーンも、喜美子とのシーンではあまり考えなくても言葉がスッと出てきます。あまりなにも考えなくてもお母さんでいられるし、肩ひじ張ることもなく、楽な気持ちで、リラックスしてお芝居ができます。