＜試写室＞「孤独のグルメ Season8」8年目も進化し続けるドラマに脱帽
進化し続ける「孤独のグルメ」に注目！
「孤独のグルメ」の楽しみは、皆さんはいくつありますか？
筆者は3つあると考えています。1つ目はリアルタイムで視聴して、おいしそうに食べる五郎さんを見てもん絶する。2つ目は視聴の余韻に浸りながら、夜食を食べる。そして、3つ目は実際にお店に行って、同じものを食べる。ぜひ、自分なりの楽しみ方を発見していただきたい。
さて今回、五郎さんが訪れたのは横浜中華街。まずは、山下町公園で肉まんを食べながら、仕事をするシーンから始まる。大きめの肉まんに向ける笑顔がとても優しい。赤子を見つめるかのような表情は個人的に推しポイントです。
さらに、オープニングの音楽に注目。原作者であり、音楽も手掛けている久住昌之さんは、取材時に「新しい音楽に挑戦した」と話していた。確かに今までの音楽にはない、ノリがいいキャッチーさが魅力の音楽に仕上がっていた。これから深夜0時は小躍りしながら、番組を見ることになりそうだ。
商談が終わった五郎さんは中華街を散策し始める。さすが、「味のある店を見つけるプロ・テレ東」。今回もおつな食事処をチョイス。おなじみの語録も健在。五郎さんから飛び出す語録は、今シーズンも目が離せない。
「ふらっとQUSUMI」のコーナーも当然あります。本編をメインディッシュとするなら、「ふらっとQUSUMI」は食後のデザート。このコーナーは、なくてはならないコーナーであると筆者は思う。久住さんがおいしそうに麦ジュース(ビール)を飲む姿に、実家のような安心感を覚えた。
「孤独のグルメ」はシーズンを重ねるたび、進化している。松重さんの演技はもちろん、空腹を誘うグルメカット、おつなお店選びなどなど。毎シーズン同じではなく、良さを活かし、ふとした時に新鮮さを感じるような仕掛けがなれている。これは関わる全ての人が原作を愛しているからこそ、なせる技だと思う。
何度も見たくなって、クスッと笑えて、週末の予定ができる。第2話の前に聖地に行って、ドラマの余韻に浸ろう。
あ～ご飯を食べた後なのに、腹が…減った…。今からコンビニで夜食を買ってきて、“孤独のグルメごっこ”を始めよう。
文＝たかし
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
10月4日スタート
毎週金曜深夜0:12-0:52ほか
テレビ東京系で放送
※テレビ大阪のみ翌週月曜深夜0:12-
主演＝松重豊
出演＝久住昌之(ふらっとQUSUMI)ほか
【HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume8/
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