さらに、本作の内容にちなんで「運命」について語る場面も。
福山は「僕が今日ここに立っていることも含めて、(人生は)分からないものですよね、18歳で東京に出てきたんですけど、バンドがやりたくて出てきたのに、違う形でデビューして。まさか今、クラシックギターというものを持つ役柄を演じさせていただいて、この場に立つというのは全く想像していなかったですから」としみじみ語る。
運命といえば、福山と石田は25年前にCMで共演して以来の共演だという。石田が「ねっ。(照れ笑いしながら)そうなんです。25年前以来で、同い年(※学年は福山が1つ上)なんですよ」と言うと、会場から「えー!」という声が。これには福山も「『えー!』ってどういう『えー!』なんでしょうね」と苦笑い。
続けて石田は「25年前にとあるCMでご一緒して以来、ドラマでも映画でもご一緒したことがなく…。この作品で福山雅治さんとご一緒することになっていたんだなって感無量でございました」と感慨深げに語ると、福山もすかさず「運命の共演です」とかぶせた。
最後に福山は「この映画をご覧になって、皆さんの心の中にある忘れられない人であるとか、忘れられない思い出、もしかしたら傷つけてしまったこと、傷ついてしまったことなどあるかもしれないですけど、そうやってご自身が生きてこられた人生の中での大切な時間や人と、もう一度会いたくなるような映画になっていると思います。見終わった皆さんの感想を期待しております」と呼び掛けた。
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