水谷「『相棒』という作品の“歴史”を感じさせてくれる」
――「season18」では木村佳乃さんをはじめ、これまでのシリーズに出演されていた方たちが登場しますが、あらためて共演されていかがでしたか?
水谷:これがプロデューサーさんや脚本家さんのうまいところだなぁと思うんです。
「相棒」という作品がずーっと続いてきた“歴史”というのを感じさせてくれる演出だし、ずっと見てきたファンの方もうれしいですよね。
反町:これまで出演していただいた方が、再びご出演されるというのは、僕たちにとってもいい刺激になりますし、安心感もあります。
いろいろなキャストさんが登場しますけど、やっぱり「相棒」は水谷さんがいないと「相棒」という感じがしないんです。
撮影の時、たまに水谷さんとの共演がない撮影もあるのですが、そういうときって不思議と「相棒」の撮影という感じがしなくて、それだけ「相棒」の歴史において水谷さんの存在は偉大なのだなと思っています。
それは今までもそうですし、これから6年目、7年目を迎えても同じだと思っています。
――「相棒season18」はこれまでのここが違うと感じたことはありますか?
水谷:話のバランスといいますか、「season18」は撮影の真っ最中ですが、今回は今までと比べてもよい撮影ができているなと感じますね。
反町:特に「season18」の1話は映画並みのスケール感といいますか、事件の規模もクオリティーも素晴らしいなと感じています。
右京が浜辺に横たわる“衝撃的な場面”もあり、今回は面白いなと思います。
水谷:この20年であんな登場の仕方をしたのは初めてですよ。
反町:北海道でのロケもすごかったですから、ぜひね「season18」はいろいろな部分に注目してほしいです。