また2人が、劇中でのお気に入りのシーンを明かす一幕も。山寺はアラジンとジーニーの掛け合いの後ろで魔法のじゅうたんが砂遊びしてるシーンをセレクトし、「シンデレラ城みたいなのができるの! MovieNEXで気付いて。他にもいっぱい気付いてないところがあると思う。ディズニー、仕事が細かいですね~」と絶賛。
中村は、アラジンがジャスミンに自分をよく見せるためにうそをつくシーンを挙げ、「うそのつき方が小学生レベル。うそのヘタな人が好きなんです」と笑顔を見せた。
さらに、音楽についてもトークは及ぶ。中村は「ホール・ニュー・ワールド」のコードに注目した際に驚いたそうで、「意外と簡単なコード進行で。それなのに、これだけ魅力的でみんなが口ずさみたくなるような音楽が作れるのはすごい」と、作曲したアランへ敬意を表する。
山寺はアニメ版に続き、劇中でジーニーが歌う「フレンド・ライク・ミー」を今回も歌唱。
アニメ版はロビン・ウィリアムズ、実写版ではウィル・スミスが歌っているが、「オリジナルを歌ってる方が違うので、ノリなども違って。ロビンはいろんな声で七変化していたので、それに追い付こうといろんな声でやったんですけど、ウィル・スミスはノリを大事に歌っていたので、それに近い感じで歌いました」と秘話を打ち合けた。
同曲はそれぞれ役者の特徴を捉えつつも山寺ならではの部分も感じるが、中村は山寺に「そういう塩梅はどうやってかぎ分けているんですか?」という質問も。
山寺は「スタッフとかと少しずつやって。やりながら、何回も練習して、一生懸命やってるってだけ」と答え、「でも楽しい。こういうのやってるときに生きがいを感じる。今回録りながら、泣きそうになって。
こういうことをやりたくて声優になったんだなと。すごい作品の吹き替えができて、本当にうれしいぁとかみ締めながらやってた」と当時の心境を明かしていた。
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