フリー、結婚願望…阿川佐和子が安住紳一郎アナを直撃!「やっぱり断ればよかった(笑)」<インタビュー>
――収録を終えて、いかがでしたか?
阿川:安住さんは、某週刊誌のゲストにも出てほしいとずーっとお願いしても絶対聞いてくれず、「サワコの朝」のゲストにも出てほしいとお願いしていても聞いてくれず、ようやくこの日に至りました。ようやく叶ったけど、安住さんが心地よかったのかがよく分かりません!
安住:もう、逃げ場所がない感じで。目線も外せず。
阿川:いや~今日は良い勉強になりました。
安住:やめてくださいよ。「サワコの朝」に自分が出るとは思ってもみなかったので、冒頭のイスを選ぶところから緊張しちゃって。同業者と仕事するなんて、二度とごめんですね(笑)やりづらいですもの~阿川さんが何聞こうと思っているのか、完全に分かるから。
阿川:分かるってとこがすごいでしょ?そこがいやよね~(笑)
安住:阿川さんが次に何を聞こうとしてるのかっていうのを、瞬間的に自分の中で予想クイズを始めちゃって。ピッチャーがピッチャーの球受けてるっていう感じでしたね。
阿川:なるほどね。安住さんとの共演で、本格的に私が聞き手になったのは今回が初めてで。これまで「ぴったんこカン・カン」(TBS系)や「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)などで共演しましたが、ただ流暢じゃなくて心地良いんですよね。
面白いことにも乗ってくれるし、聞かなきゃいけないこと、進行しなきゃいけないことはきちっと押さえるけど、そこでガチガチになってないという。腹黒いけど本当に尊敬してるんですよ。すごい人だなぁって。
安住:いえいえ、勿体ないお言葉です。
安住「やっぱり断ればよかった(笑)」
――阿川さんは「サワコの朝」でどのようなことを心掛けてますか?
阿川:「サワコの朝」はある程度構成や段取りがあるので、そこをちゃんとつかみながらも、ゲストの方に「こんなに長い時間お話ししたのに短く感じる」と心地よく思っていただく場を提供するのが私の仕事だと思っているんです。
私が聞かなきゃいけないことはもちろんあるんだけども、そればかりを押し出しても心地よくはないと思うんです。いかにこの人が気持ち良く話してくれたのかっていう空気も大事だと思うんですね。番組も紙面も、そこはなるべく心掛けるようにしています。
――安住さんは、今回ゲストとして出演してみていかがでしたか?
今日の収録時間は100分くらいあったかな?もう脇汗びっしょりですよ。すごいよ。(ジャケットを開き、脇を見せる)
やっぱりタレントさんとかとは違って、本来見せて良い部分と見せてはいけない部分がアナウンサーはあって。芸能界の中ではほぼピエロ的な存在なので、ピエロがふだん何食べてるか聞かれてるみたいな、そういう感じがありましたね。
言うべきことじゃないことを話すのが、とにかく気恥ずかしい感じでしたね。やっぱり断ればよかったって(笑)
阿川:そうだよ、恥ずかしいもんだよ!
安住:今度自分が聞く側に戻った時には、もうちょっとインタビューに答えている人に対しての敬意をさらに払いたいと思いましたね。こんなに人からつけつけ聞かれると、結構色々感じるものなんだと思いました。
阿川:ねぇ~みんな偉いよね、にこにこ答えてて。図々しいよね私たち。
毎週土曜朝7:30-8:00
TBS系で放送