<高良健吾>「ラブコメのヒロインって基本的に“痛い”。でも、そこがカワイイ」<「モトカレマニア」インタビュー>

2019/10/16 21:54 配信

ドラマ

「モトカレマニア」で主演を務める新木優子と高良健吾撮影:下田直樹


新木優子高良健吾がふたりで主演を務めるラブコメディー、木曜劇場「モトカレマニア」(10月17日スタート、毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回15分拡大)。その作品に対する思いを高良が語った。

同名コミックを映像化した今作は、元カレへの思いを引きずり、マニアになった女性の混乱と暴走と試行錯誤の物語で、高良は新木演じるユリカの元カレで、不動産会社に務めるマコチこと斉藤真を演じる。

マコチは、天然かつピュアゆえの言動で、女心を惑わす罪な男。ピュアゆえに憎めないキャラクターなのだが、そのことがユリカをますます惑わせていく。高良はそんなマコチを「単純なキャラクターにはしなくない」と話す。

「モトカレマニア」第1話より(C)フジテレビ


ヒロイン・ユリカのぶっ飛び方がカワイイんです


――別れてから5年経ってもユリカが思い続けるマコチ。どんなキャラクターにしたいですか?

「マコチはユリカの心をかき乱すところがあるので、やさしいとか真っ直ぐとか、単純なキャラクターにはしたくないと思っています。それだけでは勿体無いですからね」

――では、新木さん演じるユリカはどんなキャラクターと捉えていますか?

「ユリカは台本を読んでいるだけでもぶっ飛んでいます。そのぶっ飛び方がカワイイんです。基本的にラブコメのヒロインって痛い気がしますが、そこがカワイイんですよね。そのヒロインを凛とした新木さんが演じるので、面白いドラマになるだろうなと思っています」

――ユリカは過去を明るく引きずっていますが、高良さんご自身は引きずられるタイプですか?

「過去は歴史なので大切ですが、引きずられるかは自分では分からないですね。過去は必然的に今に影響を与えているので、忘れる必要はないと思いますが、恋人をずっと引きずっているのは少し寂しいことだなと思います。でも、ユリカのようにポジティブに引きずるのはとても面白いなと思うので、引きずり方にもよるのかな?と思います(笑)」