<高良健吾>「ラブコメのヒロインって基本的に“痛い”。でも、そこがカワイイ」<「モトカレマニア」インタビュー>

2019/10/16 21:54 配信

ドラマ

「モトカレマニア」で主演を務める新木優子と高良健吾撮影:下田直樹


高良自身がマニアのものとは…?


――ユリカのようにマニアのものはありますか?

「新木さんも同じフレーズで答えていましたが、僕も“現場”マニアですね。最近、10代後半・20代の頃とは違う楽しみ方ができるようになってきていて、演技の現場にいる自分が好きだなと感じるようになりました。昔から飽きっぽくて、何事も続かないところがあって、そこが自分でも気になっていたのですが、この仕事だけは15年ほど続いている。本気や自分の中にある何かを出せるのはこの仕事だけで、その現場が何より好きです」

――今作の撮影で、楽しみなシーンは?

「原作漫画にもある“脳内会議”です。マコチは何か面白いことをしでかす人物ではなく、基本的に受け身のお芝居をするキャラクターですが、脳内会議は唯一、お芝居でふざけられる場なので、思い切りやりたいなと思っています」

――お二人以外にも、浜野謙太さん、小手伸也さん、山口紗弥加さん、田中みな実さん、ガンバレルーヤよしこさん、関口メンディーさんなど、個性豊かな出演者が発表されています。見どころを教えていただけますか?

「登場するキャラクターの一人一人が面白いので、その人たちを見て楽しむドラマにできればいいなと思っています。例えば元カノ、元カレに未練を感じたことがなく、このテーマに共感できないという方もいると思うんです。でも、一人一人のキャラクターやその在り方がとても面白く感じられる脚本になっているので、ご覧になる方にも一人一人のキャラクターを面白がっていただけるドラマにしていければと思っています。また、原作がまだ終わっておらず、このドラマは原作を超えて物語が進んでいきますので、そこで何が描かれるのかに、僕自身、注目していきたいと思っています」