10月19日より全国公開された劇場版プリキュアシリーズの最新作「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」は、プリキュア史上初となる、宇宙を舞台にした「スター☆トゥインクルプリキュア」(毎週日曜朝8:30-9:00、テレビ朝日系)の劇場版作品。
ある日突然、プリキュアの元にやって来た不思議な生き物ユーマを巡り、大冒険を繰り広げる。
ザテレビジョンでは、キュアスター/星奈ひかる役の成瀬瑛美と、キュアミルキー/羽衣ララ役の小原好美の二人にインタビューを実施。お互いのキャラクターの印象や、プライベートでのエピソードを語ってもらうとともに、「スタプリ」のテレビアニメで初共演を果たした二人の“絆”に迫った。
どれだけこの作品にスタッフの皆さんが情熱を注いでいるのかが伝わってきた
――今回の映画のイメージビジュアルは、星空がとても印象的ですが、お二人はこれを最初に見たとき、どのようなことを感じましたか?
成瀬瑛美:「心温まる物語になるだろうな」と思ったのが第一印象ですね。
それと、きれいな海があったので「もしかしたら舞台は南の島なのかな?」って。テレビアニメにも南十字星が見える島が登場するので、映画でも沖縄が舞台なのかなって想像しちゃいました。
小原好美:初めてこのビジュアルを拝見したときは、挿入歌「Twinkle Stars」のレコーディングの日で。まだまだ映画について概要しか分からない状態だったので、「何が始まるの!?」って思いました。
絵のタッチが個人的にすごく好きな雰囲気なのですが、自分の中のプリキュアのイメージにはないタイプのビジュアルだったので、これも「スタプリ」としての初の試みなんだな、という印象を受けました。
それと同時に、どれだけこの作品にスタッフの皆さんが情熱を注いでいるのかが伝わってきて。改めて、この作品に出演させていただくことが楽しみだなと感じました。
――今回の映画は、キュアスターとキュアミルキー、それぞれの視点で描かれる作品となっていますね。
成瀬:そうですね。ひかるとララは生まれた星も違うし、それぞれの考え方があって、一つの物事に対しても、答えがたくさんあるんだということを、この二人が示してくれている気がします。
ユーマに対しても、二人が違う考え方を持っていて、どちらかが正しくて、どちらかが間違っているというわけではない。そこを見ている方に感じ取ってもらえればなと思います。
小原:「今年の秋映画は『スタプリ』の単体映画として勝負します」とスタッフの方に言われたときから、私の中で覚悟が決まったというか、初めてこの役を頂いたときくらいの衝撃が走ったのを覚えています。
キュアミルキーとユーマの関係や、映画の内容を伺ったときは、プレッシャーは感じましたね。やっぱり「スタプリ」って、プリキュア5人の関係性や多様性が魅力の作品だと思うんです。ですから演じる側としては、その魅力が失われないようにどうやって皆さんに届けるのかという、難しいテーマに挑戦している感覚があって。
でも5人とも、これまで半年以上、それぞれの役を演じさせていただいているので、改めてみんなで役作りについて話し合うこともなかったですし、お互いを信じて声を当てていけば、お互いのキャラクターが導いてくれるはずだと思って臨みました。
全国東映系にて公開中
<スタッフ>
原作:東堂いづみ
監督:田中裕太 脚本:田中仁
音楽:林ゆうき、橘麻美
総作画監督・キャラクターデザイン:小松こずえ
作画監督:松浦仁美、中谷友紀子 美術監督:今井美紀
CGディレクター:大曽根悠介 色彩設計:竹澤聡
撮影監督:高橋賢司 製作担当:澤守洸、井桁啓介
<キャスト>
成瀬瑛美 小原好美
安野希世乃 小松未可子 上坂すみれ
木野日菜 吉野裕行
咲野俊介 片桐仁 濱津隆之
石川由依 駒木根隆介
知念里奈
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