小池徹平、“純愛モンスター”リカに追い詰められ「精神的にどっと疲れがきた」<リカ>
印象に残っているシーンは?
――最終日まで、恐ろしいリカに振り回されていましたか?
一日中、濃厚にリカに追い詰められる撮影の日もあって、その時は楽しく撮影をしてますが、家に帰ってから精神的にどっと疲れがきたという日もありました(笑)。精神的に追い詰められる役って、改めて大変だと思いました。
――追い詰める側、追い詰められる側、どちらも感情の起伏が大変そうで…。
僕ら、追い詰められる側としては、お芝居的にリカが怖く見えるようなリアクションを皆で考えたりして楽しかったです。でも、リカの仕掛ける側も(お芝居的に)楽しいと思うんです。追い詰められるのも楽しいなと実感できたところで撮影が終わってしまい、もう少し大矢をやっていたかったですね。
――印象に残っているシーンを教えてください。
第2話のペアン鉗子(かんし)が写っているレントゲンを大矢が見て驚いたシーンです。術後の患者さんの腹部にペアン鉗子がはっきり写っていて、『そんなことはないだろ!』って、とても強烈なインパクトでした(笑)。作品を通して、恐ろしいけど実はありえない描写も多く、真剣にやればやるほど僕らは面白かったです。リカがペアン鉗子をポケットからチラ見せして、大矢を精神的に追い詰めるシーンも、ちょっとコントみたいでした。