「キミだけにモテたいんだ。」10.25公開！ 石川由依「女の子ならみんな言われてみたい、憧れの言葉」＜インタビュー＞
何よりも「モテメン甲子園」というワードが強烈(笑)
──まずは、今作の出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
石川由依：オーディションで決まったんですが、今回はテープに吹き込んで送る“テープオーディション”だったんです。ホリコというキャラクターは、お嬢さまで、彼女自身に悪気はなく、素直に気持ちを言ってしまうところがあるという設定なので、言葉に悪意が出ないよう、真っすぐに伝えることを意識して演じました。
あまり自分が演じたことのないキャラクターだったので、決まった時は驚きもありましたが、最初に企画書を読んだ段階から岡田麿里さんをはじめ、いろんなところで活躍されているスタッフの方々が参加されていて、キャストの皆さんも実力派の方ばかりだったので、とてもワクワクしていました。
──脚本構成を手掛けられている岡田麿里さんの作品について、どのような印象をお持ちですか？
石川：「あの花」(「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」)と「ここさけ」(「心が叫びたがってるんだ。」)を見ていますが、すごく繊細な人間模様というか、いろいろ一筋縄ではいかないような心の内を細かく描いてらっしゃって、とてもすてきな方だなという印象があります。
私の中では、そういった感動的な作品を手掛けられているイメージが強いので、今回の作品はちょっと意外性があるのかなと。結構ポップで、内容も割と突拍子もない部分がありますし、何よりも「モテメン甲子園」というワードが強烈なので(笑)。岡田さんの作品をよく見ている方には意外に思われるかもしれないですね。
──「意外性がある」ということですが、それは脚本を読んだ時に感じたのでしょうか。
石川：主人公の5人の男の子たちは、常に“モテたい”ということしか考えていなくて(笑)、きっと大人になって振り返った時に、「あの時はバカだったなあ」と思うかもしれない。だけど今の彼らにとっては、それってすごく重要な問題なんですよね。そういう、男子高校生のリアルな姿がちゃんと描かれているところが素晴らしいと思いました。
努力して、挫折もあって、でも仲間がいるから、つらいことでも頑張っていける。そんな5人のすごくキラキラしているところが、「青春だなあ」と思いましたね。映像もとても綺麗で、キラキラした雰囲気があって。きっと彼ら5人の目に、世界はこんなふうに映っているんだろうなって思いました。
10月25日(金)公開
＜スタッフ＞
監督：久藤瞬 脚本構成：岡田麿里
キャラクター原案：ヤマコ (HoneyWorks)
脚本：岡田麿里、和場明子、樋口七海
キャラクターデザイン：まじろ
モニターグラフィックスデザイナー：松根マサト
音楽：深澤恵梨香
美術監督：峯田佳実 色彩設計：田中美穂
3Dディレクター：中島竜生
撮影監督：杉山大樹 編集：本田優規
音響監督：えびなやすのり
アニメーション制作：SIGNAL.MD 企画協力：Vizm
製作：「キミモテ」製作委員会
配給：東宝映像事業部
＜キャスト＞
古田時夫：斉藤壮馬 葦田茂一：内山昂輝
戸島幸太郎：富園力也 佐橋亜紀：松岡禎丞
後藤田駿：梅原裕一郎 堀ノ宮早紀子：石川由依
司会：梶裕貴
【HP】https://www.kimimote.com/
【Twitter】https://twitter.com/kimimote_movie
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