──今回、声の演技のお仕事に挑戦してみて、今後はいかがですか。これからもどんどん声優業にチャレンジしていきたい?
片桐仁:それはもう、機会があれば、ぜひぜひ。限られた時間内で自由自在に声を入れていくプロの声優さんのお仕事を目の当たりにするのは、本当に勉強になりますから。見ていてシビれますからね。
以前、「仮面ライダーW」(2009~2010年、テレビ朝日系)で悪役をやらせてもらったとき(第7、8話のコックローチ・ドーパント役)、戦いのシーンで声を当てるのが、むちゃくちゃ楽しかったんですよね。アニメにしろ特撮にしろ、自分の肉体とは別のキャラクターに自分の演技を乗せる作業というのは、すごく意義のある経験になると思うんです。
――ちなみに片桐さんは「機動戦士ガンダム」(1979~1980年、テレビ朝日系)のファンとしても有名ですから、ガンダムシリーズの新作にも…。
片桐:いやいや、「ガンダム」に関しては、好き過ぎて、逆に出たくないです(笑)。あくまでも第三者でいたいです。
──「ガンダム」好きの片桐さんですが、「プリキュア」シリーズをご覧になられたことは?
片桐:うちは子どもが息子2人なので、「仮面ライダー」シリーズは見るんですけど、「プリキュア」はあんまり見てないんですよね…すみません。でもこの間、「歴史秘話 プリキュアヒストリア」(2019年8月10日ほか、NHK BSプレミアムほか)という特番を見たんですよ。何よりまず、16年もシリーズが続いてるっていうのはすごいことだなと。あと、実は“肉弾戦”を売りにしているアニメだっていうことも、そのとき初めて知りました。今やってる「スター☆トゥインクルプリキュア」は、宇宙が舞台なんですよね。プリキュアのメンバーの2人が宇宙人で。僕の事務所がトゥインクルコーポレーションということで、ご縁があるなぁと…なんか大したこと言えなくて、ごめんなさい。
――(笑)。女の子向けのアニメは、そんなにご覧になられていないんですね。
片桐:いや、実は独身の頃に「おジャ魔女どれみ」(1999~2000年ほか、テレビ朝日系)にハマってた時期があるんですよ。だから、今はたまたま女の子のアニメを見るチャンスがないだけで、本来は嫌いではないと思います(笑)。
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