10月26・27日の二日間、原宿クエストホールにて、松風理咲、竹内愛紗、長見玲亜が出演した舞台『私がオジサンになってた!?』が行われた。舞台はすでに終演しているが、本公演のゲネプロ(本番前の最終リハーサル)を終えたばかりの主演3人にインタビュー。初回ステージ開幕直前という慌ただしい中、3人揃っての初舞台に臨む彼女たちの意気込みをお伝えする。
――まずはゲネプロを終えた率直な感想をお聞かせください。
竹内愛紗:始まってしまったら思ったより緊張が無くて、とりあえず楽しもうという気持ちが一番にあって。でも終わってみたら「ここがもうちょっと……」っていう反省点も出てきたので、本番では改善して良いものが出来たらと思っています。
松風理咲:(実際の舞台を使った通しは)昨日もあったので、今日は最初の緊張感がちょっと薄れてしまったかなと。この後の本番では緊張感がある状態でやれたらいいなと思いました。
長見玲亜:普段から2人に意見やアドバイスをもらっていたので、ゲネプロは緊張しないで臨めたかなと思っています。
――松風さんは一度舞台の経験がありますが、お二人は完全な初舞台です。最初に舞台出演の話が来たときはどう思いましたか?
竹内:ドラマや映画と違って、リアクションや表情を客席に届けないといけないっていう、しんみりしたシーンでも声はしっかり通らなきゃいけないとか、色んなことを先に考えちゃってとにかく不安でした。
長見:今まで先輩が出演した舞台を見せてもらっていて、長台詞を覚えたりだとか、同じトーンで役柄の声をキープするのってすごく難しいだろうなって思って不安でした。
――松風さんは7月からの舞台「A列車に乗っていこう」で石田ひかりさんとの濃密な二人芝居、しかも全国ツアーという衝撃的な舞台デビューでしたが、うってかわって今作はコメディー……自信はありましたか?
松風:(笑)前回は戯曲や使われる言葉が難解でしたけど、今回は掴みやすいというか、等身大な感じなのでそこは楽しんでやれたかなという気持ちです。
――舞台の本番を経験している松風さんをお二人は頼られて?
2人:本当に! それはもう! 頼もしかったです!(笑)
松風:いやいや(笑)
――松風さんからはどんなアドバイスを?
竹内:稽古場がよく声の響く場所だったので、実際に原宿クエストホールに入って感じる違いとか、お客さんが入れば音も吸収もされちゃうので、適切な声の出し方が一番心配でアドバイスをもらいました。
松風:前回はツアーで毎回違う十か所以上の劇場を回って、舞台のサイズ感とか声の出し具合とかすごく勉強になったので。
長見:私は舞台の上手(かみて)とか下手(しもて)とかがわからなくて(笑)、相談したら「このシーンはここに捌けて」っていうのを一から教えてくれて。本当にありがたかったです。
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